シューベルト:歌曲集
ソプラノ:シュヴァルツコップ (P)エトヴィン・フィッシャー 1952年10月録音
Schubert:音楽に寄す D547
Schubert:春に D882
Schubert:憂い D772
Schubert:ガニュメート D544
Schubert:草原の歌 D.917
Schubert:糸を紡ぐグレートヒェン D118
Schubert:恋人のそばに D162
Schubert:若い尼僧 D828
Schubert:シルヴィアはだれか告げよう D891
Schubert:水の上で歌う D774
Schubert:はなだいこん D752
Schubert:ミューズの息子 D764
手抜きですが・・・
残念ながら、私にはシューベルトの数ある歌曲を個別に紹介する能力はありません。
よって、いくつか参考にあるサイトを紹介させていただいて、お茶を濁したいと思います。(^^;
シューベルト歌曲対訳集
歌曲というものは、まずは「歌詞」が分からないと話にならないでしょう。上記のサイトは、シューベルトのほぼ全てが網羅されているとてもすぐれたサイトです。原語と日本語が対照できるようになっていますので、とても分かりやすいと思います。
他には、
Franz Schubertあたりも参考になるかと思います。
今もって規範となるべき演奏
古い録音なのですが、驚くほどに音がいいので嬉しい限りです。テープ録音が本格的に始まった52年以降の録音は、それなりに気合いを入れたものならば音はいいというのが定説なのですが、それがずばりと当てはまる録音のようです。
シュヴァルツコップの高音域も全くつまった感じがしませんし、フィッシャーのピアノも低音域の深々とした響きが実に見事にすくい取られています。実に見事なものです。
もちろん、演奏の方も申し分ありません。
おそらく、今もってこれはドイツ歌曲の一つの規範ともなるべき演奏だと思います。とは言っても、私は「歌曲」が苦手なので、それほどたくさん聞いて言うわけではありません。ですから、あまり偉そうなことは言えないのですが、そう言う素人の耳で聞いても、これは実に自然な歌いまわしであり、何よりも「凜」とした気品を感じます。
どうも、下手な歌い手というのは変に大袈裟な歌い方をするもので、聞いている方が恥ずかしくなってホンの2?3分で逃げ出したくなります。逆に、気品を押し出したいのか実に謹厳実直に歌う人も少なくないのですが、これはこれであまりにも面白味に欠けて眠ってしまいます。
この録音は長く聞いていなかったのですが、久しぶりに引っ張り出して聞いてみると、そう言うつまらぬ連中とは一線を画す魅力にあふれていることを再確認しました。また、この頃のシュヴァルツコップは声の調子もよかったのか、全く技巧に走る必要もなく、実に伸びやかに歌っているのがよく分かって、実に気持ちがいいです。
<収録作品>
1.音楽に寄す D547
2.春に D882
3.憂い D772
4.ガニュメート D544
5.草原の歌 D.917
6.糸を紡ぐグレートヒェン D118
7.恋人のそばに D162
8.若い尼僧 D828
9.シルヴィアはだれか告げよう D891
10.水の上で歌う D774
11.はなだいこん D752
12.ミューズの息子 D764
よせられたコメント
2013-03-01:平井正名
- いやー素晴らしいね。最初だけ聴いてそうつぶやく今時の観衆の姿が目に浮かびます。そういった方々にはこの音楽・演奏は無縁なように思います。
え? シュワルツコップはこんなふうだったの? でも聴きはじめてしばらくすると、何ともいえない静かな高揚感に満たされるこの音楽は一体何ものなのでしょう。そんな感慨に今もとらわれています。そして、これを聴ける環境をご苦労して構築していただいているyung様(先生と書いたら叱られましたので)に感謝いたします。
少し前になりますが、85歳スコダの来日公演を聴きにいきました。後半最初の演目はハイドンのピアノソナタ16番変イ長調で、ここでは私の大好きな、そしてこの演奏の伴奏者フィッシャーを彷彿とさせる名演奏を聴かせていただきました。あらためてスコダはフィッシャーのお弟子さんなのだということが誠に自然に理解できました。この時の最後の演目はベートーベンの熱情で、これは熱情というより激情とでも表現すべき、まことにお元気な演奏でありました。
【最近の更新(10件)】
[2026-09-04]

シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70(Schumann:Adagio and Allegro, Op.70)
(Hr)デニス・ブレイン:(P)ジェラルド・ムーア 1952年録音(Dennis Brain:(P)Gerald Moore Recorded on 1952)
[2026-09-02]

C.P.E. バッハ:フルート・ソナタ ト短調, H.542.5(C.P.E.Bach:Flute Sonata in G minor, H.542.5)
(Fl)オーレル・ニコレ (Harpsichord)カール・リヒター 1963年6月12日~15日録音(Aurele Nicolet(Harpsichord)Karl Richter Recorded on June 12-15,1963)
[2026-08-30]

アルビノーニ:オーボエ協奏曲 ニ長調, OP.7 No.6(Albinoni:Oboe Concerto in D major, Op.7 No.6)
レナート・ファッサーノ指揮:(Ob)レナート・ザンフィーニ ローマ合奏団 1958年発行(Renato Fasano:(Ob)Renato Zanfini Virtuosi Di Roma Published in 1958)
[2026-08-28]

J.S.バッハ:管弦楽組曲第1番 ハ長調 BWV1066(J.S.Bach:Orchestral Suite No.1 in C major, BWV 1066)
クルト・レーデル指揮:ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団 1962年2月録音(Kurt Redel:The Pro Arte Chamber Orchstra of Munich Recorded on February, 1962)
[2026-08-26]

ヒンデミット:葬送音楽(Hindemith:Funeral Music)
ルドルフ・バルシャイ指揮モスクワ室内管弦楽団 1958年録音(Rudolf Barshai:Moscow Chamber Orchestra Recorded on 1958)
[2026-08-23]

J.S.バッハ:リュート組曲 第3番 ト短調, BWV 995(Bach:Suite For Lute No.3 In G Minor, BWV 995)
(Lute)ヴァルター・ゲルヴィッヒ:1949年11月22日録音(Walter Gerwig:Recorded on November 22, 1949)
[2026-08-20]

ヘンリー・パーセル:ヴィオールのための幻想曲集(Henry Purcell:Fantasies For Viols)
スコラ・カントゥルム・バジリエンシス・ヴィオール属合奏団:1954年4月29日~5月3日録音(Gambenconsortder Schola Cantorum Basiliensis:Recorded on April 29-May 3,1954)
[2026-08-18]

ホルスト:セント・ポール組曲(Gustav Holst:St. Paul's Suite, Op.29 No.2)
マルコム・サージェント指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 1965年1月4日~5日録音(Sir Malcolm Sargent:Royal Philharmonic Orchestra Recorded on January 4-5, 1965)
[2026-08-16]

モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550(Mozart:Symphony No.40 in G minor, K.550)
エーリッヒ・クライバー指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1949年4月録音(Erich Kleiber:London Philharmonic Orchestra Recorded on April, 1949)
[2026-08-14]

ベートーベン:グレトリーの歌劇「焼き尽くすわが心」の主題による8つの変奏曲 WoO 72(Beethoven:8 Variations on the Romance Un fievre brulante from Gretry's Richard Coeur-de-lion, WoO 72)
(P)アルフレッド・ブレンデル 1958年&1960年録音(Alfred Brendel:Recorded on 1958 & 1960)