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[2023-05-06]・・・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調, Op.12-3(Beethoven:Violin Sonata No.3 in E flat major, Op.12 No.3)

(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ:(P)エマニュエル・ベイ 1953年10月15日~16日録音(Jascha Heifetz:(P)Emanuel Bay Recorded on October 15-16, 1953)
ハイフェッツと言えば、どうしても彼の卓越したテクニック、いわゆる「名人芸」という事を抜きに語ることは出来ません。しかし、彼の録音を聞き続けてみれば、その名人芸はあくまでも「手段」であって、決して名人芸をひけらかすことだけを目的としたような演...

[2023-05-05]・・・シベリウス:タピオラ, Op. 112(Sibelius:Tapiola, Op. 112)

セルゲイ・クーセヴィツキー指揮 ボストン交響楽団 1939年11月6日~7日録音(Serge Koussevitzky:Boston Symphony Orchestra Recorded on November 6-7, 1939)
シベリウスの音楽は何故かイギリスでは積極的に受け入れられました。そして、アメリカではクーセヴィツキーが1930年代にかなりまとまった数のシベリウス作品の録音を残して孤軍奮闘したという雰囲気です。しかし、この前史があったからこそ、戦後のステレ...

[2023-05-04]・・・ベートーヴェン:ヘンデル「ユダ・マカベウス」の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲(Beethoven:12 Variations on 'See the conqu'ring hero comes', WoO 45)

(Cell)ルートヴィヒ・ヘルシャー:(P)エリー・ナイ 1956年録音(Ludwig Hoelscher:(P)Elly Ney Recorded on 1956)
ルートヴィヒ・ヘルシャーとエリー・ナイという、ある意味では凄い組み合わせによるベートーベンのチェロソナタ全曲と3つの変奏曲の録音です。 何が凄いのかと言えば、分かる人は分かると思うのですが、ともに元ナチス党員だった過去を持っている二人によ...

[2023-05-03]・・・ロッシーニ:歌劇「どろぼうかささぎ」序曲(Rossini:la Gazza Ladra Overture)

ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団 1967年5月5日録音(George Szell:Cleveland Orchestra Recorded on May 5, 1967)
ふと気づくと、セルとクリーブランド管によるロッシーニの序曲集をアップしていないことに気づきました。あの録音は、ある意味では彼らの音楽の特徴をもっとも如実に表現しているものの一つだけに、このうっかりは笑えません。 おそらく、録音が1967年...

[2023-05-02]・・・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調, K.330(Mozart:Piano Sonata No.10 in C major, K.330/300h)

(P)エトヴィン・フィッシャー:1937年録音(Edwin Fischer:Recorded on 1937)
ピアニストの一覧に「エトヴィン・フィッシャー」の名前がないのですが・・・、と言う指摘をいただきました。そんな馬鹿なことがあるわけなでしょうと思いながら確認したところ、本当に「エトヴィン・フィッシャー」の名前がなかったので、私の方が驚いてしま...

[2023-05-01]・・・モーツァルト:フルート四重奏曲 第2番 ト長調, K.285a(Mozart:Flute Quartet in G major, K.285a)

(Fl)ジャン・ピエール・ランパル:パスキエ・トリオ 1956年7月3日録音(Jean-Pierre Rampal:Pasquier Trio Recorded on July 3, 1956)
パスキエ・トリオはその名の通りパスキエ3兄弟によって1927年に結成された室内楽団です。彼らは父親はヴァイオリニスト、母親はピアニストという音楽家の家庭で育ち、長男のピエール・パスキエがヴィオラ、次男のジャン・パスキエがヴァイオリン、三男の...

[2023-04-30]・・・バラキレフ:3つのロシアの主題による序曲第2番(Balakirev:Ouverture on 3 Russian Themes No.2)

ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1958年9月録音(Lovro von Matacic:The Philharmonia Orchestra Recorded on December,1954)
マタチッチは日本ではN響との結びつきもあって「ブルックナー指揮者」として高く評価されているのですが、ヨーロッパではほとんど無視されていたために、録音の数はそれほど多くはありません。 しかし、調べてみると、50年代を中心にEMIなどでそれな...

[2023-04-29]・・・バッハ :平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV 846‐BWV 851(Bach:The Well-Tempered Clavier Book1, BWV 846 - BWV 851)

(Cembalo)ラルフ・カークパトリック:1962年5月12日~26日&6月15日~27日録音(Ralph Kirkpatrick:Recorded on May 12-26 & June 15-27, 1962)
カークパトリックはクラヴィコードを使って1959年に、バッハの平均律第1巻の見事な演奏を録音しています。 にもかかわらず、、1962年にもう一度平均律第1巻を録音していると気づいたときはクエスチョンマークがいくつも頭の中にを駆け回るような思...

[2023-04-28]・・・リスト:ハンガリー狂詩曲第7番~第8番(Liszt:Hungarian Rhapsody No.7 in D minor/Hungarian Rhapsody No.8 in F-sharp minor)

(P)サンソン・フランソワ:1953年10月2日,26日&11月16日,26日&12月13日 1954年1月15日&3月29日~30日録音(Samson Francois:Recorded on October 2,26&November 16,26&December 13, 1953 and January 15&March 29-30, 1954)
こういう作品になるとフランソワはまさに水を得た魚ですね。まさにフランソワならではの感性が爆発し、その爆発に軽々と指が追随して鍵盤の上を疾走しています。 まさに、彼を遮るものは何もなく、無人の荒野をいくがごとしです。 おそらく、こういう主情...

[2023-04-27]・・・メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 作品90 「イタリア」(Mendelssohn:Symphony No.4 in A major, Op.90 "Italian")

エデゥアルト・ファン・ベイヌム指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 1955年6月2日&4日録音(Eduard van Beinum:Royal Concertgebouw Orchestra Recorded on June 2&4, 1955)
今日は朝から冷たい雨がふっていて終日続くようです。昨日までは初夏を思わせるような日が続いていただけに、年寄りにはいささか辛い気候の変化です。 と言うことで、この鬱陶しさを振り払えるような音楽はないかと物色していて目に止まったのが、ベイヌム...

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