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[2023-11-19]・・・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調, Op.111(Beethoven: Piano Sonata No.32 In C Minor, Op.111)

(P)ジュリアス・カッチェン 1955年3月5日~16日録音(Julius Katchen:Recorded on March 5-16, 1955)
「ジュリアス・カッチェン」と言うピアニストは多くの人の記憶からほとんど消え去っているかもしれませんが、それでも希有の「ブラームス弾き」と言うことで未だに記憶に留めておられる方はいるかもしれません。ですから、彼が演奏する「ブラームス以外」の作...

[2023-11-17]・・・ラフマニノフ:シンフォニック・ダンス, Op.45(Rachmaninoff:Symphonic Dances, Op.45)

キリル・コンドラシン指揮 モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 1963年録音(Kirill Kondrashin:Moscow Philharmonic Orchestra Recorded on 1963)
コンドラシンという指揮者は情緒的な側面は敢えて切り捨てるようにして音楽を作る人でし。それは、逆から見れば、作品そのものに何らかの弱さが存在していれば、その弱さを明け透けにさらけ出してしまうことを厭わないと言うことでもありました。 当時のソ...

[2023-11-14]・・・モーツァルト:モテット「エクスルターテ・ユビラーテ」 K.165/158a(Mozart:Exsultate jubilate in F major, K.165/158a)

フェレンツ・フリッチャイ指揮 ベルリン放送交響楽団 (S)マリア・シュターダー 1960年6月3日~4日録音(Ferenc Fricsay:Berlin RIAS Symphony Orchestra (S)Maria Stader Recorded on June 3-4, 1960)
「マリア・シュターダー」と言う名前はリヒターやフリッチャイの宗教音楽の録音を聞くとよく目にします。曲目が宗教音楽ですから、一聴して聞く人の耳を驚かすというような歌唱ではないのですが、何よりも安定感のある歌声を聞かせてくれるソプラノでした。 ...

[2023-11-11]・・・シューベルト:ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D.845(Schubert:Piano Sonata in A minor, D.845)

(P)ヴィルヘルム・ケンプ:1965年2月録音(Wilhelm Kempff:Recorded on February, 1965)
ブレンデルはケンプのことを「エオリアン・ハープ」にたとえました。 「エオリアン・ハープ」とは自然に吹く風によって掻き鳴らされるハープのことで、神のはからいでそれが上手く鳴ったときは、誰もかなうものがないほどに見事に鳴り響くと言われています...

[2023-11-08]・・・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調, Op.57「熱情」(Beethoven: Piano Sonata No.23 In F Minor, Op.57 "Appassionata")

(P)ジュリアス・カッチェン 1955年3月5日~16日録音(Julius Katchen:Recorded on March 5-16, 1955)
「ジュリアス・カッチェン」と言うピアニストは多くの人の記憶からほとんど消え去っているかもしれませんが、それでも希有の「ブラームス弾き」と言うことで未だに記憶に留めておられる方はいるかもしれません。ですから、彼が演奏する「ブラームス以外」の作...

[2023-11-05]・・・ベートーヴェン:「エグモント」序曲, Op.84(Beethovev:EgmontOverture, Op.84)

イーゴリ・マルケヴィチ指揮:ラムルー管弦楽団 1958年11月25日録音(Igor Markevitch:Concerts Lamoureux Recorded on November 25, 1958)
こういう演奏を聞かされると、あらためてベートーベンというのは160キロを超えるような剛速球をビシビシと投げ込んでくる豪腕投手なんだなと納得させられます。 ベートーベンは常に演奏者に対して全力を投入することを求めるといった人がいました。誰の...

[2023-11-02]・・・ベートーベン:ヴァイオリンソナタ第8番 ト長調 Op.30-3(Beethoven:Violin Sonata No.8 in G major, Op.30 No.3 )

(Vn)マックス・ロスタル:(P)フランツ・オズボーン 1956年録音(Max Rostal:(P)Franz Osborn Recorded on 1956)
「マックス・ロスタル」という名前は私の視野には全く入っていなかったヴァイオリニストでした。しかし、知る人は知るという存在だったようで、クライスラーやティボー、アドルフ・ブッシュなどと肩を並べる存在だという人も多かったようです。 しかし、そ...

[2023-10-30]・・・リスト:ピアノ協奏曲第2番イ長調(Liszt:Piano Concerto No.2 in A major S.125)

(P)サンソン・フランソワ:コンスタンティン・シルヴェストリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1960年6月13日~14日録音(Samson Francois:(Con)Constantin Silvestri The Philharmonia Orchestra Recorded on June 13-14, 1960)
フランソワのリストについては、すでに紹介しているハンガリー狂詩曲の演奏ですっかり魅せられてしまいました。 劇的な感情の爆発、もの悲しいロマのメロディなどが何の遠慮もなく繰り広げていくところなどは「酒場のピアニスト」だったシフラにも負けない...

[2023-10-25]・・・モーツアルト:レクイエム ニ短調 K626(Mozart:Requiem in D Minor, K.626)

ルドルフ・ケンペ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 聖ヘトヴィク大聖堂合唱団 (S)エリーザベト・グリュンマー (A)マルガ・ヘフゲン (T)ヘルムート・クレープス (Bs)ゴットロープ・フリック 1955年10月10日~14日録音(Rudolf Kempe:Berlin Philharmonic Orchestra St. Hedwig's Cathedral Choir (S)Elisabeth Grummer (A)Marga Hoffgen (T)Helmut Krebs (Bs)Gottlob Frick Recorded October 10-14, 1955)
ルドルフ・ケンペの経歴を見ていると面白いことに気づきます。 ドルトムント歌劇場のオーボエ奏者として音楽家としてのキャリアをスタートさせたケンペは、その後は地方の歌劇場の音楽監督として指揮者のキャリアを積み上げて、1950年にはドレスデンの...

[2023-10-22]・・・バッハ :平均律クラヴィーア曲集 第2巻 BWV 888‐BWV 893(Bach:The Well-Tempered Clavier Book2, BWV 888‐BWV 893)

embalo)ラルフ・カークパトリック:1965年8月5日~8日,10日~15日,17日~22日,24日~29日,31日 & 9月1日~2日&4日~9日日録音(Ralph Kirkpatrick:Recorded on August 5-8,10-15,17-22,24-29,31 & September 1-2&4-9, 1965 )
カークパトリックはクラヴィコードを使って1959年に、バッハの平均律第1巻の見事な演奏を録音しています。 にもかかわらず、、1962年にもう一度平均律第1巻を録音していると気づいたときはクエスチョンマークがいくつも頭の中にを駆け回るような...

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