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[2023-10-12]・・・チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調, Op.48(Tchaikovsky:Serenade for Strings in C Major Op.48)

フェレンツ・フリッチャイ指揮 RIAS交響楽団 1952年10月14日~15日録音(Ferenc Fricsay:RIAS Symphonie-Orchester Berlin Recorded on October 14-15, 1952)
カルメンの前奏曲とバレエ音楽集の強烈な演奏には驚かされたのですが、チャイコフスキーの弦楽セレナードはもしかしたらそれ以上に強烈な印象を与えられるかもしれません。とりわけ、第1楽章のキレキレの表現には度肝を抜かれます。そこにはロシアの憂愁など...

[2023-10-09]・・・シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 D. 929(Schubert:Piano Trio in E-flat major, D.929)

(P)パウル・バドゥラ=スコダ (Cello)アントニオ・ヤニグロ (Violine)ジャン・フルニエ 1952年発行(Antonio Janigro:(P)Paul Badura-Skoda (Violine)Jean Fournier Released on 1952)
ピアノ・トリオと言うものはなかなか難しいものです。パスキエ・トリオみたいな弦楽トリオよりは作品のレパートリーは多いのでしょうが、それでも常設で活動するとなるとなかなか難しいものがあるようです。 ボザール・トリオの様な存在は珍しくて、古いと...

[2023-10-08]・・・シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調, D.898(Schubert:Piano Trio in B-flat major, D.898)

(P)パウル・バドゥラ=スコダ (Cello)アントニオ・ヤニグロ (Violine)ジャン・フルニエ 1953年発行(Antonio Janigro:(P)Paul Badura-Skoda (Violine)Jean Fournier Released on 1953)
ピアノ・トリオと言うものはなかなか難しいものです。パスキエ・トリオみたいな弦楽トリオよりは作品のレパートリーは多いのでしょうが、それでも常設で活動するとなるとなかなか難しいものがあるようです。 ボザール・トリオの様な存在は珍しくて、古いと...

[2023-10-06]・・・メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調, Op.64(Mendelssohn:Violin Concerto in E minor Op.64)

(Vn)ジノ・フランチェスカッティ:ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団 1961年録音(Zino Francescatti:(Con)George Szell The Cleveland Orchestra Recorded on 1961)
これってまだアップしていなかったか・・・と言うのが率直な思いでした。セル絡みのスタジオ録音でこれほどの「大物」を見落としていたとは我ながら驚きですが、まあ気づいて良かったです。 さて、この演奏なのですが、フランチェスカッティとセル&クリー...

[2023-10-03]・・・ビゼー:「カルメン」より前奏曲とバレエ音楽集(Bizet:Carmen Preludes and Ballet Music)

フェレンツ・フリッチャイ指揮 ベルリン放送交響楽団 1956年9月13日~16日録音(Ferenc Fricsay:Berlin Radio Symphony Orchestra Recorded on September 13-19, 1956)
この録音のタイトルは「カルメンより前奏曲とバレエ音楽集」となっています。 しかし、カルメン組曲はビゼー自身の手になるものではなく、ホフマンによって勝手に構成されたものです。ですから、後の指揮者の大部分はホフマンの構成をそのまま使う事はなく...

[2023-10-02]・・・リヒャルト.シュトラウス:メタモルフォーゼン(Richard Strauss:Metamorphosen, Studie fur 23 Solostreicher)

ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 フランス国立放送管弦楽団 1954年録音(Jascha Horenstein:Orchestre national de la radiodiffusion Francaise Recorded on 1954)
こういう録音を聞かされると、あらためてホーレンシュタインと言う指揮者の凄さを再確認させられます。 この作品は正確には「メタモルフォーゼン~23の独奏弦楽器のための習作」と題されていて、単純な弦楽合奏の作品ではありません。シュトラウスはヴァイ...

[2023-09-30]・・・シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960(Schubert:Piano Sonata in B-flat major, D.960)

(P)ヴィルヘルム・ケンプ:1967年1月録音(Wilhelm Kempff:Recorded on January, 1967)
ブレンデルはケンプのことを「エオリアン・ハープ」にたとえました。 「エオリアン・ハープ」とは自然に吹く風によって掻き鳴らされるハープのことで、神のはからいでそれが上手く鳴ったときは、誰もかなうものがないほどに見事に鳴り響くと言われています...

[2023-09-29]・・・グルック:シンフォニア ト長調(Gluck:Sinfonia in G major)

イーゴリ・マルケヴィチ指揮:ラムルー管弦楽団 1958年6月11日録音(Igor Markevitch:Orchestre Des Concerts Lamoureux Recorded on june 11, 1958)
鳥類には「刷り込み」という習性があることはよく知られています。卵から孵化したときにはじめて見た相手を親だと思ってしまう習性です。 ただし、これとよく似たことが人間にもあってこの「刷り込み」という言葉はよく使われます。 そう言う人間の...

[2023-09-25]・・・シューマン:交響曲第1番 変ロ長調, Op.38「春」(Schumann:Symphony No.1 in B flat major Op.38 "Spring")

シャルル・ミュンシュ指揮:ボストン交響楽団 1951年4月25日録音(Charles Munch:The Boston Symphony Orchestra Recorded on April 25, 1951)
ミンシュの音楽家としてのキャリアは1926年にはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のプレーヤーとしてスタートしています。指揮者としては1929年にパリでデビューしているのですが、その後も1932年までゲヴァントハウス管弦楽団のコンサート...

[2023-09-22]・・・チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調, Op.36(Tchaikovsky:Symphony No.4 in F minor, Op.36)

イーゴリ・マルケヴィチ指揮:フランス国立放送管弦楽団 1956年10月29日~11月1日録音(Igor Markevitch:Orchestre National de l'ORTF Recorded on October 29-November 1, 1956)
少し残念な録音ですね・・・。それが聞き始めたときの第一感想です。 一言で言えば、ややくぐもった録音で細部の見通しがいささか良くありません。スタジオでのきちんとした録音ですし、フランス国立放送管弦楽団はそんなに悪いオケではありません。いや、...

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