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[2023-09-17]・・・モーツァルト:ピアノ三重奏曲第6番 ト長調, K.564(Mozart:Piano Trio in G major, K.564)

Antonio Janigro:(P)Paul Badura-Skoda (Violine)Jean Fournier Released on 1956
ピアノ・トリオと言うものはなかなか難しいものです。パスキエ・トリオみたいな弦楽トリオよりは作品のレパートリーは多いのでしょうが、それでも常設で活動するとなるとなかなか難しいものがあるようです。 ボザール・トリオの様な存在は珍しくて、古いと...

[2023-09-16]・・・ラヴェル:道化師の朝の歌(Ravel:Alborada del gracioso)

アンドレ・クリュイタンス指揮 フランス国立放送管弦楽団 1953年6月16日録音(Andre Cluytens:Orchestre National de l'ORTF Recorded on June 16, 1953)
クリュイタンスのラヴェル録音と言えば61年から62年にかけてまとめて録音したものが思い浮かびます。あの録音は英コロンビアはが4枚セットの箱入りとして発売したのですが、この初期盤は音の素晴らしさもあって今ではとんでもない貴重品となっているよう...

[2023-09-15]・・・ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番, Op.72b(Beethoven:Leonora Overture No.3 in C major, Op.72b)

イーゴリ・マルケヴィチ指揮:ラムルー管弦楽団 1958年11月26日録音(Igor Markevitch:Concerts Lamoureux Recorded on November 26, 1958)
こういう演奏を聞かされると、あらためてベートーベンというのは160キロを超えるような剛速球をビシビシと投げ込んでくる豪腕投手なんだなと納得させられます。 ベートーベンは常に演奏者に対して全力を投入することを求めるといった人がいました。誰の...

[2023-09-14]・・・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330(Mozart:Piano Sonata No.10 in C major, K.330/300h)

(P)アンドレ・チャイコフスキー:1959年1月26日~28日録音(Andre Tchaikowsky:Recorded on January 26-28, 1959)
アンドレ・チャイコフスキーというピアニストは私の視野には全く入っていなかったのですが、その「歌う」能力にはすっかり魅了されてしまいました。さらに、その歌う魅力をより大きなものにしているのは、彼独特の美しいピアノの響きです。 最初はアンドレ...

[2023-09-13]・・・ベートーヴェン:弦楽三重奏曲第4番 ハ短調 Op.9-3(Beethoven:String Trio in C minor, Op.9 No.3)

パスキエ・トリオ:1950年代録音(Pasquier Trio:Recorded on 1950s)
それにしても「弦楽三重奏曲と言うのは不思議な演奏形態です。見た目には世間に山ほど存在する弦楽四重奏曲からヴァイオリンが一つぬけただけなのですが、音楽がつくり出す様相は随分と変わってしまいます。 もちろん、ヴァイオリンが一つぬけるのですから...

[2023-09-12]・・・グノー:交響曲第2番 変ホ長調(Gounod:Symphony No.2, CG 528)

イーゴリ・マルケヴィチ指揮:ラムルー管弦楽団 1957年11月8日&10日~11日録音(Igor Markevitch:Orchestre Des Concerts Lamoureux Recorded on November8,10-11, 1957)
鳥類には「刷り込み」という習性があることはよく知られています。卵から孵化したときにはじめて見た相手を親だと思ってしまう習性です。 ただし、これとよく似たことが人間にもあってこの「刷り込み」という言葉はよく使われます。 そう言う人間の...

[2023-09-11]・・・ベートーベン:ヴァイオリンソナタ第7番 ハ短調 Op.30-2(Beethoven:Violin Sonata No.7 in C Minor, Op. 30, No.2)

(Vn)マックス・ロスタル:(P)ローター・ブロダック 1958年録音(Max Rostal:(P)Lothar Broddack Recorded on 1958)
ロスタルの演奏は常に誠実であり、ノーブルであることはいうまでもないのですが、その根っこの部分には古き良き時代のロマンティシズムがあふれていることに気づかされてきました。 しかし、相手がベートーベンとなるといささかそのロマンティシズムが後ろ...

[2023-09-10]・・・J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第6番 変ロ長調, BWV1051(Bach:Brandenburg Concerto No.6 in B-flat major, BWV 1051)

ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 ウィーン交響楽団団員による室内管弦楽団 1954年録音(Jascha Horenstein:The Chamber Orchestra og Vienna Symphony Orchestra Recorded on 1954)
またブランデンブルク協奏曲かー、もうたくさんですよ・・・と言う声が聞こえてきそうです。(^^; ブランデンブルク協奏曲の録音は随分と数多く紹介してきているのでもういいかな、と、私も思ったのですが、このホーレンシュタインの録音を聞いてしまう...

[2023-09-09]・・・ヘンデル:水上の音楽(ハーティー版)(Handel:Water Music Suite)

シャルル・ミュンシュ指揮:ボストン交響楽団 1950年12月26~27日録音(Charles Munch:The Boston Symphony Orchestra Recorded on December 26-27, 1950)
ミンシュの音楽家としてのキャリアは1926年にはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のプレーヤーとしてスタートしています。指揮者としては1929年にパリでデビューしているのですが、その後も1932年までゲヴァントハウス管弦楽団のコンサート...

[2023-09-08]・・・モーツァルト:ピアノ三重奏曲第5番 ハ長調, K.548(Mozart:Piano Trio in C major, K.548)

(P)パウル・バドゥラ=スコダ (Cello)アントニオ・ヤニグロ (Violine)ジャン・フルニエ 1954年発行(Antonio Janigro:(P)Paul Badura-Skoda (Violine)Jean Fournier Released on 1954)
ピアノ・トリオと言うものはなかなか難しいものです。パスキエ・トリオみたいな弦楽トリオよりは作品のレパートリーは多いのでしょうが、それでも常設で活動するとなるとなかなか難しいものがあるようです。 ボザール・トリオの様な存在は珍しくて、古いと...

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