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[2020-06-10]・・・モーツァルト:ヴァイオリンソナタ第34番 変ロ長調 K.378(317b)

(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ:(P)ブルックス・スミス 1954年12月8&9日録音
ハイフェッツの手になるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタというのはそれほど多くはないと思うので、興味を持って聞いてみました。そして、おそらくハイフェッツがモーツァルトのソナタを演奏すればこうなるだろうなという予想を上回るほどに「硬派のモーツ...

[2020-06-09]・・・J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番 ヘ長調 BWV1046

アドルフ・ブッシュ指揮 (Hr)Aubrey Brain,Francis Bradley (Oboe)Evelyn Rothwel,Natalie Caine,Joy Boughton (bassoon)Paul Draper ブッシュ・チェンバー・プレイヤーズ 1935年9月9日~17日録音
戦前の古い録音を辿っているとどうしてもナチスとどのように関わったのかと言うことは避けては通れません。それは、芸術と政治は別だろうと言う、一見すれば正当に思える主張などを吹っ飛ばしてしまうほどの出来事だったからです。 おそらく、ナチスほど政治...

[2020-06-08]・・・モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番ハ長調 , K.503

(P)リリー・クラウス:スティーヴン・サイモン指揮 ウィーン音楽祭管弦楽団 1966年9月10日~19日録音
私の知人で、リリー・クラウスの最後の来日公演を聴いたことがあるという人がいます。彼の言によれば、その演奏会は惨憺たるもので二度と思い出したくもないような代物だったようです。 演奏家の引き際というものは難しいものです。 最近の例で言え...

[2020-06-07]・・・ショパン:即興曲(1番~3番&幻想即興曲)

アルフレッド・コルトー:1933年7月5日録音
SP番録音の真髄を伝えるほどの音質で、脂ののりきった時代のコルトーの演奏が大量に残されたことは幸運なことでした。 今もってその価値を失わない演奏と録音であり、その価値はさらに長きにわたって失われることはないでしょう。 本当な「永遠に失わ...

[2020-06-06]・・・ビゼー:組曲「美しきパースの娘」

エルネスト・アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 1960年10月録音
同じ顔ぶれによるビゼーの交響曲を紹介したときには「実にあっさりと、そしてサラッとした感じで仕上げています。よく言えばラテン的な明晰さに溢れていると言えますが、悪く言えばいささか素っ気なくも聞こえます。」と書きました。 それと比べるならば、...

[2020-06-05]・・・ガーシュイン:ラプソディー・イン・ブルー

(P)ユージン・リスト:ハワード・ハンソン指揮 イーストマン=ロチェスター・オーケストラ 1957年5月録音
ハワード・ハンソンは20世紀のアメリカを代表する作曲家ですが、その現代音楽に対する徹底的に批判的な態度は同時代のサミュエル・バーバーと同じです。また、スウェーデン系移民の両親の下に生まれたということもあるのでしょうか、北欧系の題材を使うこと...

[2020-06-04]・・・ベートーベン:交響曲第6番ヘ長調 作品68「田園」

クレメンス・クラウス指揮:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1952年3月29日録音
1952年にクレメンス・クラウスの指揮で録音されたベートーベンの「田園」なのですが、それほどの期待も抱かずに、いわば「資料」をチェックするようなつもりで聞いてみました。 しかし、実際に聞いてみて、その思惑は大きく外れることになってしまいま...

[2020-06-03]・・・ハイドン:交響曲第92番 ト長調「オックスフォード」, Hob.I:92

マックス・ゴバーマン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1960年~1962年録音
「Max Goberman」は「マックス・ゴバーマン」と読むらしいです。 今となってはほとんど記憶の彼方に消えてしまった名前ですが、バーンスタインの「ウェスト・サイド・ストーリー」や「オン・ザ・タウン」の初演をつとめたミュージカルの指揮者...

[2020-06-02]・・・プシホダ小品集

(Vn)ヴァーシャ・プシホダ:(P)シャルル・セルネ、(P)イツコ・オルロヴェツキー 1924年~1957年録音
プシホダは第一次世界大戦後の1919年から本格的に演奏活動をするも評判はあまり良くなかったようです。そこで、生活費を稼ぐためにイタリアに向かい、ミラノのいくつかのカフェでヴァイオリン弾きのアルバイトをすることになります。 ところが、そのア...

[2020-06-01]・・・モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調 , K.491

(P)リリー・クラウス:スティーヴン・サイモン指揮 ウィーン音楽祭管弦楽団 1965年5月13日~15日録音
私の知人で、リリー・クラウスの最後の来日公演を聴いたことがあるという人がいます。彼の言によれば、その演奏会は惨憺たるもので二度と思い出したくもないような代物だったようです。 演奏家の引き際というものは難しいものです。 最近の例で言え...

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