Home|Blue Sky Label~更新履歴
前のページ/次のページ

(P)フリードリヒ・グルダ 1953年11月13日録音ブレンデルのソナタ全集を紹介したときにグルダの全集に関しても少しばかりふれました。
一般的にグルダによるベートーベンのピアノ・ソナタ全集は1967年に集中的に録音されたAmadeoでのステレオ録音と、1954年から1958年にかけてモノラ...

アレクサンダー・シュナイダー指揮 アレクサンダー・シュナイダー室内管弦楽団 1966年1月録音アレクサンダー・シュナイダーという人物の人生を概観してみれば、それはもう驚き呆れるほどの活力に満ちたものであったことに気づかされます。
彼の名が広く知られるようになったのは、20世紀を代表するカルテットであるブダペスト弦楽四重奏団の第2ヴァ...

(P)アンドレ・チャイコフスキー:1959年3月10日~12日録音アンドレ・チャイコフスキーというピアニストは私の視野には全く入っていなかったのですが、その「歌う」能力にはすっかり魅了されてしまいました。さらに、その歌う魅力をより大きなものにしているのは、彼独特の美しいピアノの響きです。
最初はアンドレ...

クレメンス・クラウス指揮:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1940年代録音ふと気づいたのですが、クレメンス・クラウスは不思議なほどにモーツァルトの作品を取り上げる機会は少なかったように見えます。彼は基本的にオペラ指揮者だと思うのですが、少なくともモーツァルトのペラの録音は「フィガロの結婚」くらいしか残っていないの...

オットー・クレンペラー指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1962年10月20日録音1962年にクレンペラーはアメリカを訪れてフィラデルフィア管と3回の公演を行っています。オーマンディが招聘してそれをクレンペラーが快諾したという話をどこかで聞いたような気もあるのですが、本当のところは今ひとつよく分かりません。また、クレンペ...

アタウルフォ・アルヘンタ指揮 パリ音楽院管弦楽団 1957年11月11日~13日録音若くして不慮の事故でなくなったアルヘンタが残した録音はそれほど奥はありません。そんな録音の中でも彼を代表する録音としてあげられることが多いのがこの一枚です。
率直に言って、かなり不思議な「幻想交響曲」です。もっと有り体に言えば、このあまりに...

クルト・レーデル指揮:ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団 1962年録音クルト・レーデルという名前を耳にすることは今ではほとんどありません。
1918年に生まれて2013年に亡くなった人ですから、多少は記憶にあってもいいものだと思うのですが、実際にその演奏を耳にする機会はありませんでした。しかし、レコード芸術誌...

(P)フリードリヒ・グルダ 1953年11月13日録音ブレンデルのソナタ全集を紹介したときにグルダの全集に関しても少しばかりふれました。
一般的にグルダによるベートーベンのピアノ・ソナタ全集は1967年に集中的に録音されたAmadeoでのステレオ録音と、1954年から1958年にかけてモノラ...

マックス・ゴバーマン指揮 The Vienna New Symphony 1960年(?)録音ここでゴバーマンが取り上げている「タンホイザー」はいわゆるパリ版と呼ばれるものです。
この「パリ版」はワーグナーが1859年にパリを再訪した時にナポレオン3世の勅命で上演されたもので、当時のバレエ大好きというか、バレエ必須だったパリの好み...

ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団 1966年10月28日録音ブラームスという作曲家は「古典主義」という衣をまとった「ロマン主義者」だと言えるでしょうか。いや、「古典主義」に関しては「衣」と言うよりは「鎧」と言った方がいいのかもしれません。それほどに、その外観は強固です。
ですから、セルにしてもトス...
前のページ/次のページ