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[2024-06-24]・・・ベートーヴェン:序曲「献堂式」, Op.124(Beethoven:The Consecration of the House, Op.124)

アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1947年12月16日録音(Arturo Toscanini:NBC Symphony Orchestra Recorded on December 16, 1947)
気づいてみると、ベートーベンの一連の序曲をあまりアップしていないことに気づきました。もっとも、序曲ならば一通り紹介しておいてもらえればそれで十分だという人も少なくないでしょう。しかし、マルケヴィチとラムルー管弦楽団による録音を聞きなおして紹...

[2024-06-22]・・・ハイドン:弦楽四重奏曲第17番 ヘ長調, Op.3, No.5, Hob.3:17 「セレナード」(偽作:R.ホフシュテッター作)(Haydn:String Quartet in F major Op.3, No.5, Hob.3:17 "Serenade")

プロ・アルテ弦楽四重奏団:1936年12月31日録音(Pro Arte String Quartet:Recorded on December31, 1936)
プロ・アルテ弦楽四重奏団は今も活動を続けています。しかし、ここで紹介しているハイドンの録音は1930年代に行われたものです。 これは考えてみればすごいことです。当然のことながら1930年代にハイドンの録音を行ったメンバーが今も存命で活動を...

[2024-06-20]・・・ヴィターリ(シャルリエ編):シャコンヌ ト短調(Vitali:Chaconne for violin & continuo in G minor)

(Vn)ジャック・ティボー (P)タッソ・ヤノプーロ 1936年3月21日録音(Jacques Thibaud:(P)Tasso Janopoulo Recorded on March 21, 1936)
いきなり、話は横道から入るのですが、サン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」やショーソンの「詩曲」はともに、サラサーテとイザイという偉大なヴァイオリニストの意向が十分に反映された作品です。 それだけに、難しくはあってもそれは無理を...

[2024-06-18]・・・J.S.バッハ:2台のヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043(Bach:Concerto in D minor for two Violin and Orchestra, BWV 1043)

(Vn)レオニード・コーガンエ&リザヴェータ・ギレリス:ルドルフ・バルシャイ指揮 モスクワ室内管弦楽団 1959年録音(Leonid Kogan & Elizaveta Gilels:(Con)Rudolf Barshai Moscow Chamber Orchestra Recorded on 1959)
このバッハの協奏曲(2台のヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043)を、指揮者とオケを違えた2種類の録音を発見しました。 ルドルフ・バルシャイ指揮 モスクワ室内管弦楽団 1959年録音 オットー・アッカーマン指揮...

[2024-06-16]・・・モーツァルト:弦楽四重奏曲第7番 変ホ長調 K.160/159a(Mozart:String Quartet No.7 in E-flat major, K.160/159a)

パスカル弦楽四重奏団:1952年録音(Pascal String Quartet:Recorded on 1952)
パスカル弦楽四重奏団によるベートーベンの全集に対して「ラテン的な気質からベートーベンを眺めればどう映るかを私たちに提示している」と書きました。確かに、それは間違いではないのですが、最近になってその言葉に微妙な違和感を覚えるようになりました。...

[2024-06-14]・・・ブラームス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第3番ニ短調, Op.108(Brahms:Violin Sonata No.3 in D minor, Op.108)

(P)ロベール・カサドシュ:(Vn)ジノ・フランチェスカッティ 1947年1月8日録音(Robert Casadesus:(Vn)Zino Francescatti Recorded on January 8, 1947)
フランチェスカッティは協奏曲おいては伴奏指揮者を選ぶということを書きました。 それでは、室内楽ではどうだったのかと調べてみれば、それはもう「選ぶ」どころの話ではなく、まさにロベルト・カサドシュ一択といっていいほどの偏りを見せています。 ...

[2024-06-12]・・・ヨハン・シュトラウス:ワルツ「酒、女、歌」, Op.333(Johann Strauss:Wine, Women and Song, Op.333)

ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1962年録音(Jascha Horenstein:Vienna State Opera Orchestra Recorded on December, 1962)
ホーレンシュタインは1962年にリーダーズ・ダイジェスト(Reader's Digest)で、ウィンナーワルツをまとまって録音しています。 ヨハン・シュトラウス:「こうもり」序曲 ヨハン・シュトラウス:ワルツ「酒、女、歌」,...

[2024-06-10]・・・ベートーベン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 Op.37(Beethoven:Piano Concerto No.3 in C minor, Op.37 [1.Allegro con brio])

(P)マルグリット・ロン フェリックス・ワインガルトナー指揮 パリ音楽院管弦楽団 1939年6月9日~10日録音((P)Marguerite Long:(con)Felix Weingartner Paris Conservatory Concert Society Orchestra Recorded on June 9-10, 1939)
マルグリット・ロンとベートーベンというのはいかにも相性が悪いように見えます。 マルグリット・ロンといえば「ハイ・フィンガー・テクニック」による「ジュー・ベルレ(真珠をころがすようなタッチ)」が持ち味です。 この「ハイ・フィンガー・テ...

[2024-06-08]・・・ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調(Lalo:Cello Concerto in D minor)

(Cello)ガスパール・カサド:イオネル・ペルレア指揮 バンベルク交響楽団 1960年5月録音(Gaspar Cassado:(Con)Ionel Perlea Bamberg Symphony Orchestra Recorded on May, 1960)
振り返ってみれば、カサドが活動した時代はチェリスト多産の時代でした。 まずは大御所のカザルスは存命で、指揮活動との両輪で未だに現役でした。 さらに、豪快なシュタルケル、美音系の貴公子フルニエなども全盛期でした。それ以外に、思いつくだ...

[2024-06-06]・・・リスト:ハンガリー狂詩曲第10番(Liszt:Hungarian Rhapsody No.10 in E major)

(P)チャールズ・ローゼン 1963年12月録音(Charles Rosen:Recorded on December, 1963)
チャールズ・ローゼンのメジャーな録音活動は1959年のラヴェル作品(「夜のガスパール」「クープランの墓」)からスタートしています。そして、60年代を中心にしながらまとまった録音を残すのですが、70年代にはいるとその数を減らし、その後はほとん...

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