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[2023-04-12]・・・ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番 ハ長調, Op.102-1(Beethoven:Cello Sonata No.4 in C, Op.102 No.1)

(Cell)ルートヴィヒ・ヘルシャー:(P)エリー・ナイ 1956年録音(Ludwig Hoelscher:(P)Elly Ney Recorded on 1956)
ルートヴィヒ・ヘルシャーとエリー・ナイという、ある意味では凄い組み合わせによるベートーベンのチェロソナタ全曲と3つの変奏曲の録音です。 何が凄いのかと言えば、分かる人は分かると思うのですが、ともに元ナチス党員だった過去を持っている二人によ...

[2023-04-11]・・・リスト:ハンガリー狂詩曲第3番~第4番(Liszt:Hungarian Rhapsody No.3 in B-flat major/Hungarian Rhapsody No.4 in E-flat major)

(P)サンソン・フランソワ:1953年10月2日,26日&11月16日,26日&12月13日 1954年1月15日&3月29日~30日録音(Samson Francois:Recorded on October 2,26&November 16,26&December 13, 1953 and January 15&March 29-30, 1954)
こういう作品になるとフランソワはまさに水を得た魚ですね。まさにフランソワならではの感性が爆発し、その爆発に軽々と指が追随して鍵盤の上を疾走しています。 まさに、彼を遮るものは何もなく、無人の荒野をいくがごとしです。 おそらく、こういう主情...

[2023-04-10]・・・モーツァルト:フルート四重奏曲 第1番 ニ長調, K.285(Mozart:Flute Quartet in D major, K.285)

(Fl)ジャン・ピエール・ランパル:パスキエ・トリオ 1956年6月3日録音(Jean-Pierre Rampal:Pasquier Trio Recorded on July 3, 1956)
パスキエ・トリオはその名の通りパスキエ3兄弟によって1927年に結成された室内楽団です。彼らは父親はヴァイオリニスト、母親はピアニストという音楽家の家庭で育ち、長男のピエール・パスキエがヴィオラ、次男のジャン・パスキエがヴァイオリン、三男の...

[2023-04-09]・・・テレマン:ターフェルムジーク 第3集 トリオ・ソナタ ニ長調(2つのフルートと通奏低音のための)(Telemann:Trio Sonata, TWV 42:D5)

(Flut)フランツ・フェスター、ヨースト・トロンプ (Org)グスタフ・レオンハルト 1964年録音((Flut)Frans Vester, Joost Tromp (Harpsichord)Gustav Leonhard Recorded on 1964)
「フランス・ブリュッヘン」と言う名前は私の中ではあまり好ましくはありません。何故ならば、その名前は私の中ではピリオド演奏の「元祖」と言うか、「元凶」(^^;と言うか、そう言うものとどうしても結びついてしまうからです。 そんなブリュッヘンも...

[2023-04-08]・・・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108(Brahms:Violin Sonata No.3 in D minor, Op.108)

(Vn)ヨーゼフ・シゲティ (P)ミエチスラフ・ホルショフスキ 1956年2月1-3日録音8Joseph Szigeti:(P)Mieczyslaw Horszowski Recorded on February 1-3, 1956)
おそらく、この演奏を聞いた少なくない人は「なんだかなぁ」と思われたことだと思います。正直言って、私もそのひとりでした。 「でした」と過去形で書いたのは、今は少し違う考えを持つようになったからです。 確かに、この録音を聞く前に、最近し...

[2023-04-07]・・・メンデルスゾーン:交響曲第3番 イ短調 作品56 「スコットランド」(Mendelssohn:Symphony No.3 in A minor, "The Scotch" Op.56)

ディミトリ・ミトロプーロス指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1953月11月2日録音(Dimitris Mitropoulos:New York Philharmonic Recorded on November 2, 1953)
いつも思うのですが、この時代の演奏家は一癖も二癖もあるような人が多いです。このミトロプーロスという指揮者もなかなか一筋縄ではいかない音楽家です。 ykさんがフランソワのベートーベン演奏へのコメントとして寄せていただいた文章の中に次のよ...

[2023-04-06]・・・ヨハン・シュトラウス II:ワルツ「南国のバラ」Op.388(Johann Strauss II:Roses from the South, Op.388)

ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1961年12月28日録音(Eugene Ormandy:Philadelphis Orchestra Recorded on December 28, 1961)
オーマンディがどうしても低く見られる要因として「オペラ」を指揮しなかったと言うことがあります。実はミンシュもほぼ同様で、彼もまた「オペラ」との縁は非常に少なかった指揮者でした。 そして、アメリカではまだしも、ヨーロッパではその事は決定的な...

[2023-04-05]・・・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16(15)番 ハ長調, K.545(Mozart:Piano Sonata No.16(15) in C major, K.545)

(P)ギオマール・ノヴァエス:1955年発行(Guiomar Novaes:Published in 1955)
ギオマール・ノヴァエスの存在を知ったのは1951年1月7日のニューヨークフィルの定期講演会のライブ録音によってでした。演奏したのはショパンのピアノ協奏曲第2番で指揮者はジョージ・セルでした。 セルという指揮者は協奏曲のソリストの選定に関し...

[2023-04-04]・・・モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調, K.563(Mozart:Divertimento in E-flat major, K.563)

パスキエ・トリオ:1935年6月録音(Pasquier Trio:Recorded on June, 1935)
パスキエ・トリオはその名の通りパスキエ3兄弟によって1927年に結成された室内楽団です。彼らは父親はヴァイオリニスト、母親はピアニストという音楽家の家庭で育ち、長男のピエール・パスキエがヴィオラ、次男のジャン・パスキエがヴァイオリン、三男の...

[2023-04-03]・・・ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調, Op.17(Beethoven:Horn Sonata in F major, Op.17)

(Hr)ジョゼフ・エガー:(P)ヴィクター・バビン 1959年3月12日~14日録音(Joseph Eger:(P)Victor Babin Recorded on March 12-14, 1959)
ジョセフ・エガーの名前はこの国ではそれほど知られていない様に思います。そう言う私もこのシェリングなどとの協演によるレコードで初めて彼の名前を知りました。 彼のソリストとしてのキャリアはほぼ50年代に集中しているのですが、それは彼のソリスト...

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