Home|Blue Sky Label~更新履歴

作曲家で選ぶ

演奏家で選ぶ





前のページ/次のページ

[2018-11-29]・・・ラモー:めんどり

ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1965年5月1日&3日録音
振り返ってみれば、オーマンディという指揮者はこの国では不当なまでに見下されてきたのですが、彼が1985年にこの世を去ってからのフィラデルフィア管の低落は目を覆うものがありました。 リッカルド・ムーティ、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、クリ...

[2018-11-28]・・・モーツァルト:交響曲第38番ニ長調 K.504「プラハ」

カレル・アンチェル指揮 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団 1959年6月録音
アンチェルに関しては「絶望を乗りこえた音楽家」だと書いた事がありました。 いささか長くなるのですが、要点をもう一度引用させてください。 アンチェルと言えば、いつも語られるのはナチス支配下で拘束されてアウシュビッツ収容所におくられ、そ...

[2018-11-27]・・・モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550

ヨーゼフ・クリップス指揮 ロンドン交響楽団 1953年3月録音
最近になってからふと気づいたことなのですが、クリップスという人のレパートリーは非常に狭いように思えるのです。 もちろん、クリップスのディスコグラフィなどと言うものが完備されているはずもないので感覚的な話になるのですが、そのレパートリーはド...

[2018-11-26]・・・ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73

ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮 北ドイツ放送交響楽団 1957年9月6日録音
劇場的な面白さに溢れた演奏 イッセルシュテットのライブ演奏は穏健なスタジオでの録音と較べると随分様子が異なることは、モーツァルトのジュピター(1961年録音)を紹介したときに気づきました。 スタジオと違うのは当然なのですが、最初...

[2018-11-25]・・・ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14

ルドルフ・ケンペ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1959年5月3日録音
ケンペと幻想交響曲というのは珍しい組み合わせだと言えます。 しかしながら、ケンペと言う人は何をやってもドイツ・オーストリア系のど真ん中に放り込んでくるので、結果としてこういう本線から外れた作品を取り上げたときの方が意外なほどに面白い演奏を聞...

[2018-11-24]・・・ムソルグスキー:交響詩「はげ山の一夜」(R=コルサコフ編)

フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 1958年12月28日~29日録音
こういう録音を聞くとライナーというのは不思議な指揮者だったと思ってしまいます。 ライナーと言えば「強面」の指揮者でした。 それはオーケストラのプレーヤーに対してだけでなく録音スタッフに対しても同様でした。 「君と仕事をするのは...

[2018-11-23]・・・シューベルト:弦楽四重奏曲第14番 ニ短調 D.810「死と乙女」

ハリウッド弦楽四重奏団 1955年12月7日&8日録音
これは何とも言えず不思議な演奏です。 この「死と乙女」と言えば、真っ先に思い浮かぶのはブッシュ弦楽四重奏団による古い録音です。(1936年録音) あれはもう痛切な悲しみに彩られた演奏であり、「冬蜂の死にどころなく歩きけり」という村上...

[2018-11-22]・・・コダーイ:ハンガリ民謡「孔雀は飛んだ」による変奏曲

ゲオルク・ショルティ指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1954年4月~5月録音
ショルティという人は世界的には非常に高い評価を得ているのですが、何故か日本での評判は芳しくない人です。 指輪の全曲録音にしても、その演奏と録音の素晴らしさは認めながらも、指揮者がショルティでなければもっとよかったなんて言われちゃいます...

[2018-11-21]・・・モーツァルト:交響曲第36番 ハ長調「リンツ」 K.425

カレル・アンチェル指揮 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団 1959年6月録音
アンチェルに関しては「絶望を乗りこえた音楽家」だと書いた事がありました。 いささか長くなるのですが、要点をもう一度引用させてください。 アンチェルと言えば、いつも語られるのはナチス支配下で拘束されてアウシュビッツ収容所におくられ、そ...

[2018-11-20]・・・バルトーク:5つのハンガリー・スケッチ Sz.97

フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 1958年12月28日~29日録音
1955年に録音された「管弦楽のための協奏曲」と1958年に録音された「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」はバルトーク作品中でも屈指の名録音であると同時に、ライナーの数ある録音の中でも最上級の優れものです。 録音のクレジットを確認す...

前のページ/次のページ


歴史的音源の紹介


PCオーディオ実験室


管理人ブログ


エッセイ集


クラシック音楽への第一歩~ここから聞きたい50曲