Home|Blue Sky Label~更新履歴
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(Cell)ザラ・ネルソヴァ:エードリアン・ボールト指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1953年録音ネルソヴァのチェロのことを「男勝り」と評する向きがあったようなのですが、何処をどう聞けばそんな評価が出てきたのかと訝しく思ってしまいます。
51年にクリップスの伴奏で録音したドヴォルザークのコンチェルトとほぼ同じ事が、このサン=サーンスやラ...

ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1964年4月14日録音吉田大明神が、オーマンディを文化の「保守者(キーパー)}と断じたの影響はこの国では大きいでしょう。オーマンディを高く評価する人はこの国では決して多くはありません。
しかし、オーマンディとフィラデルフィア管が作り出す音楽の平均点は決して低く...

(Vn)ヤッシャ・ハイフェッツ:ヴァルター・ジュスキント指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1950年6月19日~20日録音ハイフェッツはチャイコフスキーの協奏曲を3回録音しています。
ジョン・バルビローリ指揮 ロンドンフィルハーモニー管弦楽団 1937年3月25日録音
ヴァルター・ジュスキント指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1950年6月19日~2...

(P)エリック・ハイドシェック:1957年9月30日&10月1日~2日録音ハイドシェックはこのヘンデルの作品がよほど気に入っていたようで、コンサートのアンコール曲としても良く演奏していました。もちろん、いわゆる「伝説の宇和島ライブ」と呼ばれるなかでも取り上げています。
また、ヴィルヘルム・ケンプの追悼コンサート...

(P)フリードリヒ・グルダ 1953年10月15日~16日録音ブレンデルのソナタ全集を紹介したときにグルダの全集に関しても少しばかりふれました。
一般的にグルダによるベートーベンのピアノ・ソナタ全集は1967年に集中的に録音されたAmadeoでのステレオ録音と、1954年から1958年にかけてモノラル...

(P)ジュリアス・カッチェン 1954年9月27日~29日録音驚くほど粒立ちのよい響きで演奏されたモーツァルトで、それはまさに晴れ渡った青空を思い出させ、生理的爽快感すら覚えさせる演奏です。
ピアニストにとっては、ラフマニノフやプロコフィエフのように10本の指で大量の音符を処理する事が要求されること...

ウィレム・ヴァン・オッテルロー指揮 ハーグ・レジデンティ管弦楽団 1953年5月4日~5日録音オッテルローという指揮者の守備範囲の広さを感じさせる録音と言えるでしょうか。もちろん、メンゲルベルク(ボレロ)やフルトヴェングラー(スペイン狂詩曲)も調べてみればラヴェルの録音はあるようですが、極めてレアです。クナッパーツブッシュなんかは皆...

(Vn)ゲオルク・クーレンカンプ:ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1936年録音1933年にナチスがチスが政権をとると、まずはブロニスワフ・フーベルマンとカール・フレッシュはユダヤ人であったためドイツを去りました。さらに、ドイツ人のアドルフ・ブッシュもナチスの政策に抗議して祖国を離れてしまいます。
ナチスは何度もアド...

(Cello)レナード・ローズ レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1960年1960年10月24日録音このシューマンからはヨーロッパ的な陰影に富んだ雰囲気は希薄です。それをどの様に受け取るかは人それぞれでしょうが、それは逆から言えばレナード・ローズと若きバーンスタインという組み合わせならではのニューヨーク的なシューマンになっていると言うこと...

アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 NBC交響楽団 1945年6月22日&1946年3月11日録音トスカニーニはモーツァルトに関してはあまり積極的ではなかったようです。オペラに関しても「魔笛」をのぞけばほとんど取り上げていないはずです。
あるインタビューで「正直に言うとね、僕は時々モーツァルトの音楽にうんざりするんだ。」と述べていまし...
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