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[2024-08-29]・・・ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト短調(Debussy:Sonate pour violon et piano in G minor)

(P)ロベール・カサドシュ:(Vn)ジノ・フランチェスカッテ 1946年4月26日録音(Robert Casadesus:(Vn)Zino Francescatti Recorded on April 26, 1946)
フランチェスカッティは協奏曲おいては伴奏指揮者を選ぶということを書きました。 それでは、室内楽ではどうだったのかと調べてみれば、それはもう「選ぶ」どころの話ではなく、まさにロベルト・カサドシュ一択といっていいほどの偏りを見せています。 ...

[2024-08-27]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 Op.31-3(Beethoven:Piano Sonata No.18 In E Flat, Op.31 No.3 "The Hunt")

(P)クララ・ハスキル:1956年9月7日録音(Clara Haskil:Recorded on September 7, 1956)
調べてみると、1960年の録音の前にもベートーベンのピアノ・ソナタを録音しています。1956年にやはりというべきか、なぜにというべきか17番と18番を録音しています。 うーん、このこだわりはどこからきているのでしょうか。あまり興味がない人...

[2024-08-25]・・・ハイドン:交響曲第45番嬰ヘ短調 告別」(Haydn:Symphony No.45 in F-sharp minor, Hob.I:45 "Farewell")

アンドレ・クリュイタンス指揮 パリ音楽院管弦楽団 1955年9月21日&10月4日録音(Andre Cluytens:Orchestre de la Societe des Concerts du Conservatoire Recorded on September21 & October 4, 1955)
クリュイタンスがコンセルヴァトワールのオケを指揮して演奏するハイドンというものがどのような音楽になるのか、私の頭の中では今一つうまくイメージができませんでした。 ハイドンの交響曲というのはハイドンという超一流の職人の手による結晶のような音...

[2024-08-23]・・・グリーグ:ヴァイオリンソナタ第3番(Grieg:Violin Sonata No.3 in C minor, Op.45)

(Vn)ミッシャ・エルマン:(P)ジョセフ・シーガー 1955年録音(Mischa Elman:(P)Joseph Seger Recorded on 1955)
エルマンの晩年については否定的な評価が定着しているようです。その際たるものが、Deccaのプロデューサーだったカルショーの次のような記述でしょう。 キルステン・フラグスタートに働きかけて引退から復帰させたことはフランク・リーの主要な業績で...

[2024-08-21]・・・ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 イ短調 作品102(Brahms:Concerto for Violin and Cello and Orchestra in A major Op.102 "Double Concerto")

Ferenc Fricsay:(P)Geza Anda (Vn)Wolfgang Schneiderhan (Cell)Pierre Fournier Berlin Radio Symphony Orchestra Recorded on May-June, 1960
フリッチャイといえば白血病によって死線をさまよい、そのことが彼の音楽に大きな影響を与えたとよく言われます。 確かに彼自身もその経験について次のように語っていました。 何がよくて何が悪いか、なぜ自分は音楽家 になったか、他の人間を指揮する...

[2024-08-20]・・・モーツァルト:弦楽四重奏曲第11番 変ホ長調 K.171(Mozart:String Quartet No.11 in E-flat major, K.171)

パスカル弦楽四重奏団:1952年録音(Pascal String Quartet:Recorded on 1952)
パスカル弦楽四重奏団によるベートーベンの全集に対して「ラテン的な気質からベートーベンを眺めればどう映るかを私たちに提示している」と書きました。確かに、それは間違いではないのですが、最近になってその言葉に微妙な違和感を覚えるようになりました。...

[2024-08-18]・・・ヴィオッティ:協奏交響曲第1番(Viotti:Sinfonia concertante No.1 in F Major, W 1.30)

(Vn)ヴァーシャ・プシホダ:(Vn)フランコ・ノヴェロ エンニオ・ジェレッリ指揮 RAIトリノ交響楽団 1956年録音(Vasa Prihoda:(Vn)Franco Novello (Con)Ennio Gerelli Orchestra Sinfonica Nazionale della RAI Recorded on 1956)
「主張は権利だが、表現は義務だ」という言葉に出会ったときに、なぜに私があんなにもピリオド演奏を拒否したのかの理由がわかったような気がしました。 ピリオド演奏というのは一つの主張です。ですから、その事の正しさを主張することは当然の権利で...

[2024-08-16]・・・ベートーベン:ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」 ニ短調 Op.31-2(Beethoven:Piano Sonata No.17 In D Minor, Op.31 No.2 "Tempest")

(P)クララ・ハスキル:1956年9月7日録音(Clara Haskil:Recorded on September 7, 1956)
調べてみると、1960年の録音の前にもベートーベンのピアノ・ソナタを録音しています。1956年にやはりというべきか、なぜにというべきか17番と18番を録音しています。 うーん、このこだわりはどこからきているのでしょうか。あまり興味がない人も...

[2024-08-14]・・・ラヴェル:バレエ「マ・メール・ロワ」(Ravel:Ma Mere l'Oye)

アンドレ・クリュイタンス指揮 フランス国立放送管弦楽団 1954年6月26日録音(Andre Cluytens:Orchestre National de l'ORTF Recorded on June 26, 1954)
クリュイタンスのラヴェル録音と言えば61年から62年にかけてまとめて録音したものが思い浮かびます。あの録音は英コロンビアはが4枚セットの箱入りとして発売したのですが、この初期盤は音の素晴らしさもあって今ではとんでもない貴重品となっているよう...

[2024-08-12]・・・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調, Op.104(Dvorak:Cello Concerto in B Minor, Op.104 ; B.191)

(Cello)ガスパール・カサド:イオネル・ペルレア指揮 ウィーン・プロ・ムジカ管弦楽団 1957年9月14日録音(Gaspar Cassado:(Con)Ionel Perlea Vienna Pro Musica Orchestra September 14, 1957)
振り返ってみれば、カサドが活動した時代はチェリスト多産の時代でした。 まずは大御所のカザルスは存命で、指揮活動との両輪で未だに現役でした。 さらに、豪快なシュタルケル、美音系の貴公子フルニエなども全盛期でした。それ以外に、思いつくだ...

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