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ウィリアム・スタインバーグ指揮 ピッツバーグ交響楽団 1964年4月27日~29日録音スタインバーグは手兵のピッツバーグ交響楽団をともに1962年から1966年にかけてベートーベンの交響曲の全曲録音を行っています。
さて問題は、その録音を聞いてみたいかどうかです。
50年代から60年代はクラシック音楽にとっては輝ける...

ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団 (Ms)モーリン・フォレスター (T)リチャード・ルイス 1967年4月21日録音セルのライブ録音は「出来損ないのスタジオ録音」などと言っていたのですが、例えば1967年1月5日に録音されたブラームスの交響曲第2番のように、スタジオ録音とは全く違う演奏もあったことに気づくと、そうとばかりも言えないなと思うようになりました...

(Vn)ヨセフ・スーク:(P)ジュリアス・カッチェン 1967年3月1日~3日録音ヨセフ・スークは日本とは非常になじみ深いヴァイオリニストでした。初めての来日はソリストとしての活動を強化しはじめた1959年9月に世界一周ツアーを行った時でした。そして、同じ年の秋には、アンチェル指揮チェコ・フィルのツアーにソリストとして同...

アドルフ・ブッシュ指揮 ブッシュ・チェンバー・プレイヤーズ 1936年9月27日~28日録音アドルフ。ブッシュによるバッハのブランデンブルグ協奏曲と管弦楽組曲は、スイスに亡命をしたアドルフ・ブッシュが中心となって、当時のヨーロッパを代表する錚々たるソリストを糾合した録音となっているのです。おそらく、そこにはナチスに対する強い意志を...

(Vn)シモン・ゴールドベルク:(P)リリー・クラウス 1937年4月15日録音うーん、何かの間違いではないかと思ったのですが、どう確認してもこのゴールドベルクとリリー・クラウスによるヴァイオリン・ソナタはアップしていないようです。言うまでもないことですが、クラシック音楽の録音史を語る上では絶対に欠落させてはいけない録...

(Vn)ナタン・ミルシテイン:シャルル・ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団 1953年3月29日録音ミンシュ&ボストン響の伴奏による初期の時代の協奏曲の録音を幾つか続けて聞いてみました。
聞いたのは以下の3つです。
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調, Op.26
(Vn)ユーディ・メニューイン 1951年1月18日録音
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(P)エリック・ハイドシェック:アンドレ・ヴァンデルノート パリ音楽院管弦楽団 1960年6月3日&8日録音ハイドシェックの名前が世間に知られるようになったのはこのモーツァルトのコンチェルトの録音によってでしょう。
この録音はハイドシェックのピアノも素晴らしいのですが、それと同じくらいヴァンデルノートの指揮が素晴らしいのです。後の世代から俯瞰し...

フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 1959年5月4日録音2021年の幕開けに何がいいのかと思案して選んだのがベートーベンの交響曲第5番でした。
2020年はおそらく世界史に刻み込まれることが間違いのない1年でした。もっとも、その一年が後世の人々からどの様に様に評価されるのかは分かりません。しか...

(P)ロベール・カサドシュ:シャルル・ミュンシュ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1948年12月20日録音これはセルとの共演によるカサドシュしか知らない人にとってはなかなかに興味深い演奏です。
何しろ、あのセルとのモーツァルトの協奏曲では、ピアノがオーケストラの中の一つの楽器になってしまったのかと思うほどに、強力なセルの統制下におかれていまし...

オットー・クレンペラー指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団. 1967年3月9日,11日,14日&16日録音クレンペラーの演奏歴を振り返ってみれば若い時代から彼は随分とブルックナーは指揮をしているようです。
また、ブルックナーの交響曲の録音にも執念を燃やしたようで、何度もレーベルに持ちかけて、1960年からフィルハーモニア管との間で録音が開始さ...
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