<?xml version="1.0" encoding="euc-jp"?>
<?xml-stylesheet href="style.css" type="text/css"?>
<rdf:RDF
    xmlns="http://purl.org/rss/1.0/"
    xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"
    xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
    xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/">
    <channel rdf:about="http://www.yung.jp/yungdb/feed/feed.xml">
        <title>Blue sky label</title>
        <description></description>
        <link>http://www.yung.jp/</link>
        <image rdf:resource="http://www.yung.jp/gazou/rss.gif" />
       <dc:date>2026-05-30T14:14:10+00:00</dc:date>
        <items>
            <rdf:Seq>
                <rdf:li rdf:resource="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5882"/>
                <rdf:li rdf:resource="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5881"/>
                <rdf:li rdf:resource="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5880"/>
                <rdf:li rdf:resource="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5879"/>
                <rdf:li rdf:resource="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5878"/>
                <rdf:li rdf:resource="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5877"/>
                <rdf:li rdf:resource="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5876"/>
                <rdf:li rdf:resource="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5875"/>
                <rdf:li rdf:resource="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5874"/>
                <rdf:li rdf:resource="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5873"/>
            </rdf:Seq>
        </items>
    </channel>
    <image rdf:about="http://www.yung.jp/gazou/rss.gif">
        <title>Yung Site logo</title>
        <link>http://www.yung.jp/</link>
        <url>http://www.yung.jp/gazou/rss.gif</url>
    </image>
    <item rdf:about="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5882">
        <dc:format>text/html</dc:format>
        <dc:date>2026-05-27T15:00:00+00:00</dc:date>
        <dc:source>http://www.yung.jp/index.php</dc:source>
        <dc:creator></dc:creator>
        <title>ルーセル:フルート三重奏曲 ヘ長調 Op.40(Roussel:Trio for Flute, Viola and Cello in F major, Op.40)&gt;&gt;&gt;(Cello)エティエンヌ・パスキエ (Vn)ピエール・パスキエ (Fl)ジャン・ピエール・ランパル 1954年発行(Pierre Pasquier:(Cello)Etienne Pasquier (Fl)Jean-Pierre Rampal Published in 1954)</title>
        <link>http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5882</link>
        <description>&lt;h3&gt;軽妙洒脱で洗練された作品&lt;/h3&gt;海軍士官として海で過ごした異色の経歴を持ちます。若くして両親を亡くし、当初は海軍兵学校に入学し、海軍士官としてインドや東南アジアへの航海を経験しました。&lt;br /&gt;
25歳で音楽に専念するために除隊し、スコラ・カントルムでヴァンサン・ダンディに師事しました。&lt;br /&gt;
当初は時代の流れとでもいうのでしょうか、ドビュッシーやラヴェルなどの印象主義的な影響から出発しています。しかし、次第に古典的で引き締まったものへと変わっていきました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
その背景には彼自身の理知的で規律正しい資質があるとともに、第1次大戦が決定的なターニングポイントとなりました。&lt;br /&gt;
彼は45歳という年齢で志願して戦地に向かい、輸送部隊の将校としてヴェルダンなどの最も激しい戦場を経験しました。その過酷な戦場の姿を前にして印象主義的な「繊細な色彩」や「夢見心地な雰囲気」はあまりに装飾的で享楽的だと感じざるを得ず、もっと強靭で、骨組みがしっかりとした音楽を書かなければならないという使命感に駆られたのです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
1920年代はバロックや古典派のような「簡潔さ」「明晰さ」「形式美」を重視し、現代的な感覚で再構築しようとした「新古典主義」が唱えられるようになるのですが、ルーセルはそういう流れに乗ったのではなく、自らの使命感と職人気質が合致した結果でした。&lt;br /&gt;
ですから、ルーセルを「印象主義」から「新古典主義」へとp転身した作曲家という言い方は、外見的にはその通りであっても、なんだか彼の本意をくみ取れていないような気がするのです。&lt;br /&gt;
戦前のルーセルが「香りを描く詩人」だったとすれば、戦後の彼は「鋼鉄を組み立てる建築家」へと変貌したのです。&lt;br /&gt;
&lt;h4&gt;ルーセル：フルート三重奏曲 Op.40&lt;/h4&gt;&lt;br /&gt;
フルート、ヴィオラ、チェロと言う編成で書かれた作品です。&lt;br /&gt;
ヴァイオリンを欠き、ヴィオラ、チェロと言う中低音の弦楽器にフルートを組み合わせることで、渋みのある落ち着いた響きと、その上を舞うフルートの透明感が際立つ設計になっています。&lt;br /&gt;
表題性（物語）を一切排除し、音の線とリズムの組み合わせだけで構成されています。&lt;br /&gt;
ルーセルの室内楽の中でも特に軽妙洒脱で洗練された作品です。&lt;br /&gt;
&lt;ol&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;第1楽章 Allegro grazioso&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	非常に優雅で軽やか。&lt;br /&gt;
	変拍子（3/4と4/4の交代など）が自然に組み込まれ、ルーセル特有の「都会的な洗練」が漂います。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;第2楽章 Andante&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	瞑想的で少し憂いを含んだ楽章。&lt;br /&gt;
	弦楽器のピッツィカートに乗って、フルートが長い呼吸の旋律を歌います。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;第3楽章 Final (Allegro non troppo)&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	ユーモアたっぷりの終曲。&lt;br /&gt;
	複雑なリズムがパズルのように組み合わさり、知的な遊び心にあふれています。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/ol&gt;</description>
    </item>
    <item rdf:about="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5881">
        <dc:format>text/html</dc:format>
        <dc:date>2026-05-25T15:00:00+00:00</dc:date>
        <dc:source>http://www.yung.jp/index.php</dc:source>
        <dc:creator></dc:creator>
        <title>プロコフィエフ：ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.63(Prokofiev:Violin Concerto No.2 in G minor, Op.63)&gt;&gt;&gt;(Vn)ダヴィド・オイストラフ:アルチェオ・ガリエラ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1958年5月14日&amp;19日録音(David Oistrakh:(Con)Alceo Galliera The Philharmonia Orchestra Recorded on May 14&amp;19, 1958)</title>
        <link>http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5881</link>
        <description>&lt;h3&gt;新しさよりは古典的な協奏曲との近しさすら感じてしまう&lt;/h3&gt;プロコフィエフはロシア革命の混乱を逃れてアメリカに渡るのですが、そこでの生活も水に合わなかったのか、さらに活動の本拠をパリに移します。当時のパリは、ロシア革命の混乱を逃れた亡命ロシア人が数多く生活をしたのですが、その中でもプロコフィエフはとびきりの有名人であり、パリの社会もまた彼を暖かく迎え入れました。&lt;br /&gt;
そして、パリを拠点として熱心に演奏活動も行い作曲活動にも取り組んでいくことになります。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そんな彼に、フランス人ヴァイオリニストのロベール・ソータンのために新しいヴァイオリン協奏曲が委嘱されます。そして、その委嘱にこたえて作曲されたのがこのヴァイオリン協奏曲第2番でした。そして、1935年には彼は祖国への復帰を決意するので、この作品は彼の西洋における最後の差曲活動となりました。&lt;br /&gt;
彼が、どうして恵まれた西洋での生活を投げ捨ててソ連に帰ったのかは様々な憶測が語られているのですが、本人がその事について何も語っていない以上、本当のことは誰にも分からないでしょう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
とにかく、この作品は1935年の初めにパリで書き始められ、その後、カスピ海のほとりにあるソ連のバクーで書き上げられました。&lt;br /&gt;
しかし、ソ連に帰ったプロコフィエフは最初は特別待遇だったようで、かなり自由に出国が出来たようで、この作品の初演はスペインの首都マドリッドで行われ、その後プロコフィエフはヴァイオリニストのソータンとともに北アフリカの国々を演奏旅行でまわっています。&lt;br /&gt;
そして、この作品に関してはソータンが独占的に1年間は演奏する権利が与えられていたのですが、残念ながら彼の演奏ではこの作品の名声を高めることは出来なかったようです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
彼の第1番のヴァイオリン協奏曲がなかなか評価されなかった中で、それを粘り強く演奏し続けてその評価を確かなものにしたのはヨーゼフ・シゲティだったことは有名な話です。&lt;br /&gt;
それと同じように、結果としてこの作品の評価を確立したのはハイフェッツでした。ハイフェッツは自らの演奏会でこの作品を積極的に取り上げ、その事に対してプロコフィエフも喜びと感謝の言葉を残しています。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ただし、この協奏曲は第1番と較べるとかなり雰囲気が異なっています。&lt;br /&gt;
パッと聞いて気づくのは、第1番の協奏曲にはヴァイオリン演奏の様々な技巧が散りばめられているのに対して、この2番ではかなり保守的といえるほどの範囲にとどめられていることです。また、形式的に見ても新しさよりは古典的な協奏曲との近しさすら感じてしまうのです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
つまりは、ここには、あの若いころのピアノ協奏曲で見せたような挑戦的な色彩や響きはすっかり影をひそめて、極めてシンプルで簡素な音楽に仕上げているのです。このあたりが、私がプロコフィエフという作曲家の分からないところで、新しいのか古いのか、過激なのか穏健なのか、何ともとらえどころがないので困ってしまうのです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ただし、そんな難しいことを考えずに素直に聞けば、第1楽章からは古くからのロシアの歌に漂う様な憂愁の味が染み込んでいますし、続く第2楽章も叙情的で旋律豊かな音楽になっています。それは、ロマン派までの音楽史か受け付けない古い耳にとっても、実に心地よい音楽であることは事実です。&lt;br /&gt;
そしてロンド形式で書かれた最終楽章はエネルギー感に溢れる音楽であり、フィナーレは荒々しいほどのエネルギー感を爆発させて曲を閉じます。これ儲け狙いと言えば、そう言う面は否定できないでしょう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
しかしながら、音家家というものは言葉ではなくて音で物事を語るとすれば、この音楽に漂うロシア的な要素にこそ、彼が故郷へ復帰した心情が最も雄弁に語られているのかもしれません。穿ちすぎかもしれませんが・・・。</description>
    </item>
    <item rdf:about="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5880">
        <dc:format>text/html</dc:format>
        <dc:date>2026-05-22T15:00:00+00:00</dc:date>
        <dc:source>http://www.yung.jp/index.php</dc:source>
        <dc:creator></dc:creator>
        <title>ベｰトｰベン:スイスの歌による6つの変奏曲 WoO 64(Beethoven:6 Variations on a Swiss Song, WoO 64)&gt;&gt;&gt;(P)アルフレッド・ブレンデル 1958年&amp;1960年録音(Alfred Brendel:Recorded on 1958 &amp; 1960)</title>
        <link>http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5880</link>
        <description>&lt;h3&gt;ベートーベンのピアノ変奏曲&lt;/h3&gt;ベートーベンは若い頃を中心に数多くの「ピアノのための変奏曲」を作曲しているのですが、その後も折に触れてこの形式によるピアノ曲を残しています。その中でも、とりわけ重要であり、しかしながら最後まで聞き通すにはかなりの忍耐を強いられるのが「ディアベリ変奏曲」でしょう。&lt;br /&gt;
しかしながら、あれはベートーベンの「ピアノのための変奏曲」の中においてみればモンスター的に異形なる存在であって、その大部分は当時の聴衆に人気のあったオペラなどの一節をテーマにしたものが大部分でした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「変奏」とは一般的には「ある旋律のリズム、拍子、旋律、調子、和声などを変えたり、さまざまな装飾を付けるなどして変化を付けること」とされています。しかし、ベートーベンの「変奏曲」というジャンルにおける探求を跡づけていくと、「変化をつける」などと言う範疇に留まらないことに気づかされます。&lt;br /&gt;
いや、確かに最初は、オペラなどから拝借した旋律を面白おかしく変化させて聴く人の耳を楽しませる所からスタートしています。しかしながら、その到達点である「ディアベリ変奏曲」を聴くとき、そこには面白おかしく変化をつけて聴く人の耳を楽しませるなどという姿勢は吹き飛んでいます。&lt;br /&gt;
それでは、そこでベートーベンは何をしようとしたのかといえば、それは主題が内包する可能性を徹底的に汲み尽くすことでした。&lt;br /&gt;
よく知られているように、ディアベリによって示された「テーマ」は実に単純で陳腐なもののように見えました。しかしながら、外面的には「陳腐で単純」に見えたテーマの中に豊かな可能性をかぎつけたのがベートーベンの天才でした。&lt;br /&gt;
そのテーマが単純であるがゆえに、それを様々な音楽的スタイルの中においてみることが可能であり、そのスタイルによってはディアベリのテーマはほとんど姿を消しているように見えながらも、それもまた主題の可能性を最大限に追求した結果であるような音楽になっているのです。&lt;br /&gt;
そして、その最後の到達点と若い頃の作品を並べてみれば、ベートーベンという音楽家がその生涯においてどれほど長い距離を歩いたかが分かるのです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ベートーベンにとって「ピアノ・ソナタ」という形式は常に実験の場であったのですが、「ピアノのための変奏曲」はそれ以上に実験的な場だったのかも知れません。そして、その実験的性格ゆえに、例えば「ハ短調変奏曲」と呼ばれることもある中期の作品などには作品番号を与えなかったのかも知れません。&lt;br /&gt;
そう考えれば、ベートーベンのこのジャンルにおける歩みを辿ってみることも意味あることなのかも知れません。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;h4&gt;ベｰトｰベン:スイスの歌による6つの変奏曲 WoO 64&lt;/h4&gt;&lt;br /&gt;
ベートーヴェンが故郷ボンにいた時代に作曲されたハープまたはピアノのための小品です。&lt;br /&gt;
主題となったのは、スイスのドイツ語圏で歌われていた民謡「あそこに山の上で（Es baueet e Babylone）」です。&lt;br /&gt;
山の上に住む美しい娘をめぐる、素朴で牧歌的な内容の歌です。非常にシンプルで覚えやすい旋律で、スイスの民族音楽特有の「ヨーデル」を思わせるような音の跳躍が特徴的です。&lt;br /&gt;
主題と6つの変奏からなり、元々ハープでの演奏も想定されていたため、ピアノ曲としても非常に透明感のある、アルパ（竪琴）のような響きが随所に見られます。&lt;br /&gt;
&lt;ol&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;主題（Theme）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	飾り気のない、純粋な旋律が提示されます。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;第1~第3変奏&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	旋律が細かく分割され、右手の軽やかな走句（ラン）や、音を転がすような装飾が加わります。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;第4変奏（短調）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	ヘ短調に転じます。それまでの明るい牧歌的な雰囲気から一変し、少し寂しげで内省的な表情を見せます。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;第5変奏&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	和音の響きを活かした変奏で、力強さが加わります。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;第6変奏&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	16分音符の細かな動きが全体を包み込み、流れるようなアルペジオがハープ的な色彩を強めます。最後は静かに、余韻を残して曲を閉じます。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/ol&gt;&lt;br /&gt;
ウィーンで巨匠として名を馳せる前の、青年ベートーヴェンが持っていた「素直な叙情性」がそのまま封じ込められています。</description>
    </item>
    <item rdf:about="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5879">
        <dc:format>text/html</dc:format>
        <dc:date>2026-05-20T15:00:00+00:00</dc:date>
        <dc:source>http://www.yung.jp/index.php</dc:source>
        <dc:creator></dc:creator>
        <title>レスピーギ:イル・トラモント(Respighi:&quot;Il Tramonto&quot; Poem For Quartet And Voice)&gt;&gt;&gt;バリリ四重奏団:(S)セーナ・ユリナッチ 1954年録音(Barylli Quartet:(S)Sena Jurinac Recorded on 1954)</title>
        <link>http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5879</link>
        <description>&lt;h3&gt;マイナー曲に留め置くのはあまりにも勿体ない&lt;/h3&gt;「イル・トラモント（日没）」は、メゾソプラノ（またはソプラノ）と弦楽四重奏（あるいは弦楽合奏）のために書かれた、極めて抒情的で美しい「叙事詩」です。&lt;br /&gt;
「ローマ三部作」のような色彩豊かな管弦楽曲で知られるレスピーギですが、この作品ではより内省的で、世紀末的なデカダンスとイタリア的なカンタービレが融合した独自の世界観を示しています。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
この曲は、イギリスの詩人パーシー・ビッシュ・シェリーの詩「夕暮れ（The Sunset）」を、ロベルト・アスコリがイタリア語に訳したテキストに基づいています。&lt;br /&gt;
若い恋人たちが夕暮れ時、明日の日の出を共に眺める約束をして愛を語らいます。しかし、翌朝、女性が目覚めると隣の恋人は息絶えていました。&lt;br /&gt;
残された彼女は狂うことも死ぬこともできず、ただ静かに絶望と孤独の中に生き、数年後に穏やかな死を迎える、という悲劇的で耽美的な物語です。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
約15分ほどの単一楽章の作品ですが、詩の内容に寄り添うように場面が展開していきます。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
レスピーギはロシアでリムスキー＝コルサコフに師事したため、弦楽器の扱いが非常に巧みです。ソプラノの歌声と弦楽器が対等に絡み合い、時に優しく寄り添い、時に激しくむせび泣くようなアンサンブルは圧巻です。&lt;br /&gt;
特に、最後の数分間、静かに「Peace, peace...（Pace, pace）」と繰り返される部分は、音楽史の中でも屈指の美しい幕切れの一つと言えるでしょう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
全体的に、どこかリヒャルト・シュトラウスの「最後の4つの歌」を思わせる雰囲気があります。これをマイナー曲に留め置くのはあまりにも勿体ない。</description>
    </item>
    <item rdf:about="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5878">
        <dc:format>text/html</dc:format>
        <dc:date>2026-05-17T15:00:00+00:00</dc:date>
        <dc:source>http://www.yung.jp/index.php</dc:source>
        <dc:creator></dc:creator>
        <title>バルトーク:アレグロ・バルバロ Sz.49(Bartok:Allegro barbaro, Sz.49)&gt;&gt;&gt;(P)ジェルジ・シャーンドル:1951年1951年9月12日録音(Gyorgy Sandor: Recorded on September 12, 1951)</title>
        <link>http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5878</link>
        <description>&lt;h3&gt;破壊と創造のエネルギー源&lt;/h3&gt;バルトークの初期の代表作であると同時に、20世紀ピアノ音楽の歴史においても重要な転換点となった作品です。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
この作品の最大の新しさは、ピアノをメロディを奏でる楽器としてだけでなく、「打楽器」として扱った事です。&lt;br /&gt;
当時主流だった印象派的な繊細な響きとは対照的な、荒々しく原始的な力強さが表現されています。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「バルバロ（barbaro）」はイタリア語で「野蛮な」「粗野な」を意味します。&lt;br /&gt;
この刺激的なタイトルは、当時の批評家たちがバルトークの作風を「野蛮だ」と揶揄したことに対する、彼なりの皮肉とユーモアを込めた挑戦状だったとも言われています。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
バルトークは熱心な民俗音楽の研究者でした。&lt;br /&gt;
この曲には特定の民謡が引用されているわけではありませんが、ハンガリーやルーマニアの農民音楽から得たインスピレーションが骨格となっています。&lt;br /&gt;
この作品において民俗音楽は、単なる「飾り」ではなく、音楽を根底から作り替えるための破壊と創造のエネルギー源となっていたのです。</description>
    </item>
    <item rdf:about="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5877">
        <dc:format>text/html</dc:format>
        <dc:date>2026-05-15T15:00:00+00:00</dc:date>
        <dc:source>http://www.yung.jp/index.php</dc:source>
        <dc:creator></dc:creator>
        <title>ケルビーニ：歌劇「アナクレオン」序曲(Cherubini:Anacreon Overture)&gt;&gt;&gt;イーゴリ・マルケヴィチ指揮:コンセール・ラムルー管弦楽団 1961年1月録音(Igor Markevitch:Concerts Lamoureux Recorded on January, 1961)</title>
        <link>http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5877</link>
        <description>&lt;h3&gt;ケルビーニ・クレッシェンド&lt;/h3&gt;歌劇「アナクレオン」はパリ・オペラ座で発表した2幕からなるオペラ・バレエです。 &lt;br /&gt;
現在ではオペラ全編が上演されることは稀ですが、その序曲はオーケストラの重要なレパートリーとして今日まで親しまれています。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
古代ギリシャの抒情詩人アナクレオンを主人公とした空想的な恋愛物語であり、老詩人アナクレオンが保護している若い男女、クロエとバティルの恋をめぐる物語です。&lt;br /&gt;
アナクレオン自身がクロエと結婚すると見せかけて若者を試しますが、最終的には二人の仲を認め、結婚を許すというハッピーエンドで結ばれます。&lt;br /&gt;
しかしながら、当時のパリの聴衆には内容が古臭いとみなされて、わずか数回の上演で打ち切られるという歴史的な失敗に終わりました。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
しかし、オペラ本編の評価とは裏腹に、序曲は発表当時から「管弦楽の最高傑作」として熱狂的に支持されました。 &lt;br /&gt;
イタリア的な美しい旋律、フランス的な劇的構成、そしてドイツ的な緻密な展開が融合しています。&lt;br /&gt;
ウェーバーやベルリオーズがこの序曲を絶賛しました。特に冒頭のホルンの使い方は、ベートーヴェンの「レオノーレ」序曲第3番に影響を与えたと指摘されています。 &lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;ol&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;序奏（Largo）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	荘厳でミステリアスな雰囲気で始まります。特に冒頭のホルンのユニゾンは印象的で、ベートーヴェンの「レオノーレ」序曲第3番などの劇的な序奏に大きな影響を与えたと言われています。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;主部（Allegro）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	一転して、非常に躍動感のある軽快な第1主題が弦楽器によって提示されます。ケルビーニらしい「知的な熱狂」が感じられる部分です。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/ol&gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
この曲の最大の聴きどころの一つは、執拗に繰り返されるリズムの上で音量を増していく、劇的なクレッシェンドで、「ケルビーニ・クレッシェンド」とも言われます。&lt;br /&gt;
これは後にロッシーニが完成させる「ロッシーニ・クレッシェンド」の先駆けとも評され、当時は「最も効果的な器楽的クレッシェンド」として賞賛されました。</description>
    </item>
    <item rdf:about="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5876">
        <dc:format>text/html</dc:format>
        <dc:date>2026-05-13T15:00:00+00:00</dc:date>
        <dc:source>http://www.yung.jp/index.php</dc:source>
        <dc:creator></dc:creator>
        <title>リスト:ピアノ協奏曲第2番 イ長調, S.125(Liszt:Piano Concerto No.2 in A major S.125)&gt;&gt;&gt;(P)レナード・ペナリオ:ルネ・レイボヴィッツ指揮 ロンドン交響楽団 1963年3月12日~18日録音(Leonard Pennario:(Con)Rene Leibowit London Symphony Orchestra Recorded on March 12-18, 1963)</title>
        <link>http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5876</link>
        <description>&lt;h3&gt;ある意味ではリストが求めたものがもっともはっきりと具現化された作品&lt;/h3&gt;19世紀においてはピアノの王者としてヨーロッパに君臨したリストですが、その評価は下がる一方であり、現在では「ラ・カンパネラ」とか「愛の夢」のようなごく限られたピアノ曲しかレパートリーにあがらなくなってしまいました。(と、書いたのは随分昔のことで、最近は再評価と言うよりは、彼の作品が持つ華やかさゆえにかコンサートのメインプログラムとなることも増えてきています。）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ただし、この傾向は今に始まったことではなくて、20世紀に入った頃にはすでに演奏される作品の範囲は限られたものとなっていたようです。&lt;br /&gt;
そのことは、一部の方からリストに対するリクエストをいただいて、何かいい音源はないものかと探してみて、あまりの数の少なさに驚かされたことからも、その不人気ぶりを確認することができました。（これもまた、昔の一文で、探せば結構あるもの・・・でした。）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
このピアノ協奏曲の第2番も今ではほとんど演奏される機会のないマイナーな作品となっています。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
第1番に関してはそれでもときおりレパートリーにあがることもあるのですが、この2番に関しては1番のカップリングとして埋め合わせ的に収録されるような風情は否定し切れません。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
しかし、あのバルトークがリストを高く評価していたことはあまり知られていない事実です。&lt;br /&gt;
砂糖菓子のようにひたすら甘くてロマンティックなピアノ音楽ばかりを書いたと思われがちなリストですが、バルトークはその中にドビュッシーや新ウィーン学派の音楽につながるような先見性を見つけていたようです。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
今後、リストに対する再評価が進むのかどうかは分かりませんが、今のような「ラ・カンパネラ」とか「愛の夢」だけの作曲家みたいな認識のされ方はいささかひどすぎるかもしれません。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
この第2番とナンバーリングされたピアノ協奏曲は1839年に創作をされているのですが、その後何度も補筆が加えられ、1848年には「交響的協奏曲」という名称を与えられています。&lt;br /&gt;
たしかに、単一楽章で構成されたこの作品はピアノ付きの交響詩という雰囲気をもっています。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
その後も、この作品は楽譜として出版される1863年まで、事あるごとにリストが手を加えつづけたようで、ある意味ではリストが求めたものがもっともはっきりと具現化された作品だといえます。&lt;br /&gt;
それぞれに好みはあるでしょうが、完成度という点では第1番の協奏曲よりも頭一つ抜けているのではないでしょうか。</description>
    </item>
    <item rdf:about="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5875">
        <dc:format>text/html</dc:format>
        <dc:date>2026-05-11T15:00:00+00:00</dc:date>
        <dc:source>http://www.yung.jp/index.php</dc:source>
        <dc:creator></dc:creator>
        <title>イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調, Op.27-3(Eugene Ysaye:6 Sonatas for Solo Violin, Op.27-3)&gt;&gt;&gt;(Vn)マイケル・レビン:1959年1月1日録音(Michael Rabin:Recorded on January 1, 1959)</title>
        <link>http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5875</link>
        <description>&lt;h3&gt;バッハから始まる壮大な旅&lt;/h3&gt;イザイの「6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ, Op.27」はシゲティがバッハを演奏するのを聴いて深いインスピレーションを受け、わずか24時間以内にこの曲集のスケッチを書き上げたと言われています。&lt;br /&gt;
全曲を通して聴くと、バッハへの回帰から始まり、徐々に近代的な色彩や異国の情緒へと移り変わっていく壮大な旅のような構成になっています。&lt;br /&gt;
この作品の面白いところは、第1番から第6番まで、当時の名だたるヴァイオリニストたちに捧げられている点です。&lt;br /&gt;
それぞれの曲は、献呈された奏者の演奏スタイルや個性を反映した音楽性を持っています。&lt;br /&gt;
&lt;ol&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;第1番 ト短調（献呈：ジョゼフ・シゲティ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	バッハの「無伴奏ソナタ第1番」と同じト短調で書かれており、全4楽章構成もバッハを意識しています。非常に厳格で知的な構造と重音の扱いが極めて巧みです。&lt;br /&gt;
	とりわけ、第2楽章「フーガ」はヴァイオリン一本で複雑な声部を編み上げる、精神性の高い楽章です。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;第2番 イ短調（献呈：ジャック・ティボー）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	全6曲の中で最もドラマチックな一曲です。バッハの無伴奏パルティータ第3番「プレリュード」の断片と、グレゴリオ聖歌の「怒りの日（Dies Irae）」の旋律が全編にわたって衝突・融合します。&lt;br /&gt;
	第1楽章「妄執（Obsession）」はバッハの美しい旋律を弾こうとしても、死の影（怒りの日）が執拗に追いかけてくるようなスリリングな展開です。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;第3番 ニ短調「バラード」（献呈：ジョルジュ・エネスク）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	全曲の中で最も人気が高く、演奏頻度も圧倒的な単一楽章の傑作です。ルーマニアの名ヴァイオリニストで作曲家のエネスクに相応しく、即興的で情熱的、かつ幻想的な雰囲気を持っています。&lt;br /&gt;
	静かな導入部から、中間部の激しい重音の連打、そして圧倒的なフィナーレへと向かう感情の高ぶりが見事です。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;第4番 ホ短調（献呈：フリッツ・クライスラー）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	ウィーンの巨匠クライスラーの優雅さと、古風な様式美を讃えた作品です。「アルマンド」「サラバンド」「リゴドン」というバロック時代の舞曲形式を採用しています。&lt;br /&gt;
	第2楽章「サラバンド」はピッツィカートとアルコが交互に現れる、クライスラーらしいチャーミングで気品ある響きが特徴的です。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;第5番 ト長調（献呈：マチュー・クリックボーム）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	イザイの愛弟子に捧げられたこの曲は、他の曲に比べて非常に独創的で印象派的な響きがします。&lt;br /&gt;
	第1楽章「オーロラ」は、夜明けの光が少しずつ広がっていくような神秘的な響きです。第2楽章「田舎の踊り」は一転して、村の祭りを楽しむような素朴で力強いリズムが特徴的です。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;第6番 ホ長調（献呈：マヌエル・キロガ&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	スペインのヴィルトゥオーゾ、キロガのために書かれた、技巧の限界に挑む終曲です。スペイン風のリズム（ハバネラ）や、情熱的な旋律が随所に散りばめられています。&lt;br /&gt;
	息をもつかせぬ超絶技巧の連続であり、キロガ本人は事故で演奏活動を断念したため、この曲を公開演奏することはありませんでしたが、イザイが彼に求めた驚異的なテクニックが譜面に刻まれています。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/ol&gt;&lt;br /&gt;
</description>
    </item>
    <item rdf:about="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5874">
        <dc:format>text/html</dc:format>
        <dc:date>2026-05-09T15:00:00+00:00</dc:date>
        <dc:source>http://www.yung.jp/index.php</dc:source>
        <dc:creator></dc:creator>
        <title>ハイドン:弦楽四重奏曲 ト長調, Hob.III:66(Op.64-4)(Haydn:String Quartet in G major, Hob.III:66(Op.64-4))&gt;&gt;&gt;ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団:1954年3月録音(Vienna Concert House Quartet: Recorded on March, 1954)</title>
        <link>http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5874</link>
        <description>&lt;h3&gt;ハイドン:弦楽四重奏曲「第2トスト四重奏曲」, Op.64&lt;/h3&gt;作品64の「第2トスト四重奏曲」には、トストからの依頼があったという記録は残っていません。&lt;br /&gt;
ヨハン・トストというのはずいぶんと面白い人物だったようで、ヴァイオリンを演奏しながら実業家としても活動していて、軍需品の政府納入によって財をなしたようです。そして、ボヘミアなどに織物工場を形成して成功を収めます。そして、エステルハージ家の家事管理人だった「マドモワゼル・ナネッテ」と結婚をします。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ちなみにマドモワゼル・ナネッテは、侯爵夫人が亡くなった後に家事全般を取り仕切った女性で、ハイドンは彼女のことを「女主人」と読んでいました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「第2トスト四重奏曲」はそんなトストとマドモワゼル・ナネッテが結婚した年に作曲されています。&lt;br /&gt;
その結婚に際して彼らがハイドンに作曲を依頼したという記録は残っていないのですが、この曲集にはトストが限定的なものながら権利を持っていました。&lt;br /&gt;
おそらく、マドモワゼル・ナネッテからの何らかの依頼があったものだと考えられます、と、いうことでこの曲集もまた「トスト四重奏曲」と呼ばれるようになったよりました。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
なおこの曲集のややこしいのは作品の並び順です。&lt;br /&gt;
ハイドン全集では、曲順はHob.III:65,68,67,66,64,63という並び方を採用しています。&lt;br /&gt;
初版はハイドンの許諾も得て「ヨハン・トスト氏に献呈 作品65」として出版されていて、Hob.III:65,68,67,66,63,64という順番だったようです。&lt;br /&gt;
それでは、Hob.III:63,64,65,66,67,68という並び方は何なのかというと、ザロモン・コンサートでの演奏譜に基づいて出版されたプレイエル全集版に基づくものだそうです。&lt;br /&gt;
このあたり、本当にややこしい！！&lt;br /&gt;
ここではハイドン全集に倣っておきます。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;ol&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ハイドン:弦楽四重奏曲第63番 ニ長調「ひばり」 Op.64-5, Hob.III:63&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	「ひばり」としてよく知られています。冒頭の雲雀の主題は印象的で、明快なメロディが楽しい音楽です。この第1楽章は変則的なソナタ形式となっています。アダージョ楽章とフィナーレは三部形式でメヌエットは第3楽章におかれています。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ハイドン:弦楽四重奏曲第64番 変ホ長調 Op.64-6, Hob.III:64&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	第1楽章はソナタ形式で、展開部では対位法的な書法が特徴的です。第2楽章は表情豊かな短調の世界が展開されます。メヌエットは第3楽章におかれトリオを二つ持ちます。&lt;br /&gt;
	フィナーレはハイドンにとっては定型とも言うべきプレスト・ロンドで、どこかオーケストラ的な響きになっています。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ハイドン:弦楽四重奏曲第65番 ハ長調 Op.64-1, Hob.III:65&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	両端楽章がソナタ形式で、緩徐楽章が第3楽章におかれています。この緩徐楽章は変奏曲形式で美しく魅力的です。第2楽章はメヌエット楽章です。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ハイドン:弦楽四重奏曲第66番 ト長調 Op.64-4, Hob.III:66&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	第1楽章はソナタ形式で、第2主題が属短調で開始されるのは初期の手法を思い出させます。第2楽章はメヌエット楽章で、第3楽章のアダージョは三部形式で美しい楽章です。&lt;br /&gt;
	終楽章はノットゥルノ第7番を思い出させるジーグ楽章に基づくソナタ形式です。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ハイドン:弦楽四重奏曲第67番 変ロ長調 Op.64-3, Hob.III:67&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	両端楽章はソナタ形式で、とりわけ第1楽章は多様な楽想を持っています。第2楽章はアダージョ楽章で三部形式と変奏曲形式が混合したような形式です。第3楽章のメヌエットはリズム的な対比が特徴的です。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;&lt;strong&gt;ハイドン:弦楽四重奏曲第68番 ロ短調 Op.64-2, Hob.III:68&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
	第1楽章はかなり自由な構成によるソナタ形式で、終楽章は舞曲的な雰囲気が支配的なソナタ形式です。第2楽章のアダージョは2主題による変奏曲形式となっています。&lt;br /&gt;
	第3楽章のメヌエットはリズム感の鋭いモティーフを軸として構成されています。&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/ol&gt;</description>
    </item>
    <item rdf:about="http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5873">
        <dc:format>text/html</dc:format>
        <dc:date>2026-05-07T15:00:00+00:00</dc:date>
        <dc:source>http://www.yung.jp/index.php</dc:source>
        <dc:creator></dc:creator>
        <title>エルガー：エニグマ変奏曲, Op.36(Elgar:Variations on an Original Theme for Orchestra, Op.36)&gt;&gt;&gt;マルコム・サージェント指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1959年3月3日&amp;11月1日録音(Sir Malcolm Sargent:The Philharmonia Orchestra Recorded on March 3 &amp; November 1, 1959)</title>
        <link>http://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=5873</link>
        <description>&lt;h3&gt;エルガーの出世作&lt;/h3&gt;エルガｰはこの作品によって成功を勝ち取り､世界的作曲家へと駆け上がっていきました｡&lt;br /&gt;
よく知られていることですが､この作品にはいくつかの謎(エニグマ)が存在しているため､正式名称である｢独奏主題による変奏曲｣よりは｢エニグマ変奏曲｣の方が通りがよくなっています｡&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
まず､第1の謎ですが､｢実際に作品では演奏されていないけれども､全曲を通じて沈黙の伴奏の役割を果たしている別の主題が隠されている｡｣というものです｡&lt;br /&gt;
これに関しては､イギリス国家だとか蛍の光だとか､はたまたBACHであるとか諸説が入り乱れています｡&lt;br /&gt;
エルガｰ自身はこの謎に関しては最後まで黙したままだったので､この謎解きは今もって解明されていません｡&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
第2に謎は､各変奏に添えられているイニシャルです｡&lt;br /&gt;
エルガｰは､｢必ずしも音楽家ばかりとは限らないが､私の友人達の特徴を､彼らを愉しませ､自分の愉しみのために､私がこれらの変奏の中にスケッチしたことは事実である｡｣と語っています｡&lt;br /&gt;
こちらの方もエルガｰは何も語っていないのですが､イニシャルはモデルとなった人物のものをそのまま使用しているので､こちらの方は全て明らかになっています｡&lt;br /&gt;
参考までに列記しておきます｡&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;ol&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;主題:Andante 4分の4拍子&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;変奏1:C.A.E.→エルガｰの妻､&quot;Caroline Alice Elgar&quot;(キャロライン･アリス･エルガｰ)&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;変奏2:H.D.S-P.→ピアニストの&quot;H.D.Steuart-Powell&quot;(H.D.スチュワｰト=パウエル)｡&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;変奏3: R.B.T.→アマチュア俳優の&quot;R.B.Townshend&quot;(リチャｰド･バクスタｰ･タウンゼント)&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;変奏4:W.M.B.→&quot;William Meath Baker&quot;(ウィリアム･ミｰス･ベイカｰ)&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;変奏5:R.P.A.→&quot;R.P.Arnold&quot;(リチャｰド･ペンロｰズ･アｰノルド&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;変奏6:Ysobe→エルガｰの教え子のヴィオラ奏者&quot;Miss Isabel Fitton&quot;(ミス･イザベル･フィットン)&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;変奏7:Troyte.→建築家の&quot;Arthur Troyte Griffith&quot;(アｰサｰ･トロイト･グリフィス)&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;変奏8:W.N.→&quot;Miss Winifred Norbury&quot;(ウィニフレッド･ノｰペリｰ)｡&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;変奏9:Nimrod→エルガｰの友人の&quot;A.J.Jaeger&quot;&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;変奏10:Intermezzo.; Dorabella.→エルガｰの友人の&quot;Miss Dora Penny&quot;(ドｰラ･ペニ)｡&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;変奏11:G.R.S.→ヘリフォｰド大聖堂のオルガニストである&quot;George R.Sinclarir&quot;(ジョｰジ･ロバｰトソン･シンクレア)とその愛犬のブルドッグである&quot;Dan&quot;(ダン)&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;変奏12:B.G.N.→チェロ奏者､&quot;Basil G.Nevinson&quot;(バｰジル･Ｇ･ネヴィンソン)｡&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;変奏13:Romanza.→エルガｰが作曲中に乗船していた&quot;Lady Mary Trefusis&quot;&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
	&lt;li&gt;変奏14:Finale.;E.D.U.→エルガｰ自身の自画像&lt;/li&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/ol&gt;&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
エルガーは独学で作曲を学んだのですが、この曲ではリヒャルト・シュトラウスも絶賛するほどの華やかで緻密なオーケストレーションを披露しています。&lt;br /&gt;
また、単なる変奏曲にとどまらず、個々の友人の話し方、笑い声、あるいは内面的な気品までを音楽で描き出す「音によるポートレート（肖像画）」としての側面を持っています。</description>
    </item>
</rdf:RDF>
