クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~




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著作権は保護の面ばかりが語られますが、保護期間が過ぎたものは人類共有の財産にするという側面も重要です。 すでに著作権の保護期間をすぎた素晴らしい作品と録音をクラシック音楽の世界はもっています。 このサイトでは、そのような偉大な音楽家たちの5500をこえる歴史的名演をフリーで全曲お聞きいただけます。

最新の更新/リスニングルームの更新履歴

モーツァルト:弦楽四重奏曲第9番 イ長調 K.169(Mozart:String Quartet No.9 in A major, K.169)・・・[2024-07-20]

パスカル弦楽四重奏団:1952年録音(Pascal String Quartet:Recorded on 1952)

パスカル弦楽四重奏団によるベートーベンの全集に対して「ラテン的な気質からベートーベンを眺めればどう映るかを私たちに提示している」と書きました。確かに、それは間違いではないのですが、最近になってその言葉に微妙な違和感を覚えるようになりました。 それは、彼らの仕事ぶりを振り返ってみると、あまりにも「フランス人」的ではないからです。 とりわけ、1952年の彼らの仕事ぶりは、ドイツ人から見ても信じがたいほどの勤勉さを見せています。 まずは、その一年の間に彼らはベートーベンの弦楽四重奏曲全曲と、...続きを読む


名演奏を聞く

ガーシュイン:パリのアメリカ人

スタンリー・ブラック指揮 ロンドン・フェスティヴァル管弦楽団 1966年発行

1927年にガーシュインがピアノのソロを担当した録音があります。あまりのアクの強さに驚かされ、同時に作曲者がイメージした「ラプソディー・イン・ブルー」がこんなものなら、いわゆるクラシック音楽として演奏される大部分の「ラプソディー・イン・ブルー」はあまりにもお行儀がよすぎるのではないかという思いがしたものです。
そんな時に出会ったのがこの一枚でした。
最初の音が出たとたんに仰け反ってしまいます。
そして、こういう演奏を聞きたかったんだと叫びたくなります。ただし間違ってもスタンダードにはなりません。

これは、そう言うクラシック音楽としての枠の中におさまったガーシュインを散々聞いてみた人にとって、思わず拍手をしたくなる演奏なのです。


【最近の更新(10件)/リスニングルームの更新履歴



[2024-07-18]

ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ短調 作品31(Vieuxtemps:Violin Concerto No.4 in D minor, Op.3)
(Vn)ヴァーシャ・プシホダ:フランツ・マルスツァレク指揮 ケルン放送交響楽団 1954年録音(Vasa Prihoda:(Con)Franz Marszalek Kolner Rundfunk-Sinfonie-Orchester Recorded on 1954)
主張は権利だが、表現は義務だ

[2024-07-16]

サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 イ短調, Op.33(Saint-Saens:Cello Concerto No.1 in A Minor, Op.33)
(Cello)ガスパール・カサド:イオネル・ペルレア指揮 バンベルク交響楽団 1960年5月録音(Gaspar Cassado:(Con)Ionel Perlea Bamberg Symphony Orchestra Recorded on May, 1960)
カサドが見せる二つの顔

[2024-07-14]

ヨハン・シュトラウス:ワルツ「芸術家の生活」, Op.316(Johann Strauss II:Artists Life Op.316)
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1962年録音(Jascha Horenstein:Vienna State Opera Orchestra Recorded on December, 1962)
ホーレンシュタインのウィンナーワルツ

[2024-07-12]

ラロ:スペイン交響曲 ニ短調, Op21(Lalo:Symphonie espagnole, for violin and orchestra in D minor, Op. 21)
(Vn)ジノ・フランチェスカッティ:アンドレ・クリュイタンス指揮 パリ・コロンビア交響楽団 1946年11月16日録音(Zino Francescatti:(Con)Andre Cluytens La Grand Orchestra Symphonique Colombia Recorded on November 16, 1946)
「色気」と「テクニック」の両方を過不足なしに兼ね備えている

[2024-07-10]

J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV1042(Bach:Violin Concerto No.2 in E major, BWV 1042)
(Vn)レオニード・コーガンエ:ルドルフ・バルシャイ指揮 モスクワ室内管弦楽団 1959年録音(Leonid Kogan:(Con)Rudolf Barshai Moscow Chamber Orchestra Recorded on 1959)
コーガンという人は相手との関係で最も音楽が上手く成り立つポイントを探って、そこへ全員を導いていこうとする

[2024-07-08]

ベートーベン:ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」 ニ短調 Op.31-2(Beethoven:Piano Sonata No.17 In D Minor, Op.31 No.2 "Tempest")
(P)クララ・ハスキル:1960年9月録音(Clara Haskil:Recorded on September, 1960)
ベートーベンも結構演奏していたんだ

[2024-07-06]

モーツァルト:弦楽四重奏曲第8番 ヘ長調 K.168(Mozart:String Quartet No.8 in F major, K.168)
パスカル弦楽四重奏団:1952年録音(Pascal String Quartet:Recorded on 1952)
実態は「ジャック・デュモン弦楽四重奏団」

[2024-07-04]

シューベルト:交響曲第4番ハ短調 D.417 「悲劇的」(Schubert:Symphony No.4 in C minor, D.417 "Tragic")
イーゴリ・マルケヴィッチ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1954年12月15-18日録音(Igor Markevitch:Berlin Philharmonic Orchestra Recorded on Feburary 15-18, 1954)
シューベルトの目指した交響曲への道を実現しようとするような演奏

[2024-07-02]

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調, Op.53「ワルトシュタイン」(Beethoven: Piano Sonata No.21 In C, Op.53 "Waldstein")
(P)バイロン・ジャニス:1955年5月26日~27日録音(Byron Janis:Recorded on Mat 26-27, 1956)
表現を享受すると言うこと

[2024-06-30]

ヨハン・シュトラウス:ワルツ「ウィーン気質」,Op.354(Johann Strauss II:Vienna Blood, Op.354)
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1962年録音(Jascha Horenstein:Vienna State Opera Orchestra Recorded on December, 1962)
ホーレンシュタインのウィンナーワルツ

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